森・濱田松本法律事務所(MHM法律事務所)は、日本でも屈指の規模と知名度を誇る大手法律事務所です。

業界においては「西村あさひ法律事務所」「長島・大野・常松法律事務所」「アンダーソン・毛利・友常法律事務所」と合わせて、「四大法律事務所」と呼ばれています(近年では、TMI総合法律事務所も含めて五大法律事務所と呼ばれることも)。

法曹関係者であれば、一度は森・濱田松本法律事務所のような環境で働きたいと憧れた経験があるのではないでしょうか。

そんな高い知名度を誇る森・濱田松本法律事務所ですが、実は名前以外のことをあまり詳しく知らない方も少なくないはずです。

この記事では、森・濵田松本法律事務所の基本情報や取扱分野、特色を紹介するとともに、年収や採用事情などの就職・転職に役立つ情報についても詳しく解説します。

 

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森・濱田松本法律事務所の概要

森・濱田松本法律事務所とは具体的にどのような事務所なのか、基本的な事項について確認していきましょう。

基本情報

事務所名

森・濱田松本法律事務所

所在地

主事務所

〒100-8222

東京都千代田区丸の内2丁目6番1号

丸の内パークビルディング

※その他、国内に4拠点(大阪、名古屋、福岡、高松)、国外に6拠点(北京、上海、シンガポール、バンコク、ヤンゴン、ホーチミン)持つ

従業員数

弁護士等631名

その他スタッフ555名

※2021年1月現在

※法人所属弁護士・スタッフ含む

設立

2002年12月

受賞歴

Chambers Global 2020

The Legal 500 Asia Pacific 2020

Chambers Asia Pacific 2020 など

代表者

パートナー弁護士 棚橋 元

公式ホームページ

https://www.mhmjapan.com/ja/

沿革

1971年

森綜合法律事務所開設

1975年

濱田松本法律事務所開設

1998年4月

森綜合法律事務所 北京オフィス開設

2002年12月

森綜合法律事務所と濱田松本法律事務所が統合、 森・濱田松本法律事務所を開設

2005年1月

森・濱田松本法律事務所 上海オフィス開設

2005年7月

森・濱田松本法律事務所とマックス法律事務所が統合

2012年2月

森・濱田松本法律事務所 シンガポールオフィス開設

2013年9月

森・濱田松本法律事務所 バンコクデスク開設

弁護士法人森・濱田松本法律事務所 設立

2013年10月

弁護士法人森・濱田松本法律事務所 福岡オフィス開設

2014年4月

弁護士法人森・濱田松本法律事務所 大阪オフィス開設

森・濱田松本法律事務所 ヤンゴンオフィス開設

2015年4月

森・濱田松本法律事務所 バンコクオフィス開設

2015年9月

弁護士法人森・濱田松本法律事務所 名古屋オフィス開設

2016年1月

森・濱田松本法律事務所 ジャカルタデスク開設

2017年1月

Chandler & Thong-ekと経営統合し、バンコクオフィスをChandler MHM Limitedへ名称変更

2018年8月

森・濱田松本法律事務所 ホーチミンオフィス開設

2020年4月

森・濱田松本法律事務所 高松オフィス開設

引用元:沿革|森・濱田松本法律事務所

森・濱田松本法律事務所が現在の運営体制になったのは2002年のこと。

当時の四大法律事務所の一角であった「森綜合法律事務所」が渉外事務所として著名な「濱田松本法律事務所」を統合し誕生しました。

前身の森綜合法律事務所時代も含めると、50年近く第一線で活躍する歴史ある法律事務所です。

理念

森・濱田松本法律事務所では、運営にあたり「Firm of Choice~選ばれる事務所~」という経営ビジョンを掲げています。

どれだけ質の高いサービスもクライアントが選んでくれなければ、提供する機会は訪れず、また仮に選ばれてもクライアントの期待に沿えなければ次はありません。

選ばれる事務所であり続けるために、

  • クライアントの目的・背景を深く理解します
  • 専門分野に対する深い知識・経験に加えて、幅広い視野を保ちます
  • クライアントのために、事務所の総力を結集して対応します

の3点を行い、

  • クライアントとともに成長し、時代のニーズに対応すべく変革し続けます
  • 日本においてはもちろん、グローバルにおいても、ナンバー1のクオリティを有するLaw Firmとしての信頼・評価を確立します
  • 国内外のさまざまな法制度・実務の発展にも貢献します

を実現できる誇りある組織作りを目標としています。

また近年、組織運営において重要視されている「Diversity&Inclusion」に関するポリシーの公表を2020年に行い、多様なライフスタイルに応じた働き方の推進にも力を入れています。

受賞歴

日本を代表する事務所ともなれば、さまざまな分野において賞を授与されます。

【森・濱田松本法律事務所の主な受賞歴】

  • Chambers Asia-Pacific 2021
  • IFLR1000’s thirtieth edition
  • ALB Japan Law Awards 2020
  • asialaw Profiles 2021
  • The 11th Edition of The Best Lawyers™ in Japan
  • Chambers Global 2020
  • 企業法務・弁護士調査 2020年
  • Expert Guides 2020: Women in Business Law など

参考:受賞等|森・濱田松本法律事務所

上記の通り、森・濱田松本法律事務所が国内外で高く評価されていることがわかるでしょう。

グループ構成

森・濱田松本法律事務所の関連組織として、MHM税理士事務所が存在します。

昨今はビジネスの複雑化が進んだ影響で、クライアントのニーズも多様化しており、税務と法務のサービスを縦割りではなく、一体的な提供が必要不可欠です。

そのため、MHM税理士事務所には森・濱田松本法律事務所所属の弁護士や税理士、公認会計士が中心となって参画し、両事務所が一体となってM&Aや事業再生、事業承継などに関するサービスを税務・法務双方から提供を行っています。

所属弁護士等

森・濱田松本法律事務所には、2021年1月時点で日本法資格弁護士486名、外国法事務弁護士8名の計494名が所属しています。これは日本の法律事務所のなかでも、5番目に多い数字です。

【法律事務所の弁護士数ベスト5】

西村あさひ法律事務所

636名

アンダーソン・毛利・友常法律事務所

521名

長島・大野・常松法律事務所

517名

TMI総合法律事務所

500名

森・濱田松本法律事務所

494名

※外国法事務弁護士含む人数

※日本弁護士連合会のデータをもとに算出

なお、日本国内での法曹活動が認められていない外国弁護士の数も含めた場合、森・濱田松本法律事務所の所属弁護士数は、西村あさひ法律事務所に次いで国内2番目の多さです。

西村あさひ法律事務所

732名

森・濱田松本法律事務所

622名

※公式ホームページをもとに算出

近年の動向

森・濱田松本法律事務所が近年力を入れているのは、主に以下の2点です。

  • 事業の国際展開
  • 法律業務におけるIT・AIの活用

かねてより、森・濱田松本法律事務所含む四大法律事務所の海外進出は行われていますが、近年においてもその動きに変わりはありません。

森・濱田松本法律事務所の場合、2012年~2018年まではほぼ一年に一度のペースで海外に拠点開設を行っていました。

2016年末(2017年)には、日本の法律事務所で初の海外事務所の買収を実施。米英の法律事務所勢に遅れを取らぬよう、グローバル化を進めています。

参考資料:「巨人」に挑む大手法律事務所、グローバル化急ぐ|日本経済新聞

また最近では、ITやAI等の最新技術を活用したリーガルテックの導入にも積極的です

東京大学及び株式会社イライザと最新技術を活用した共同実証研究、法律情報の検索サービスを提供する株式会社リーガルスケープと業務提携を行うなど、テック活用の推進を図っています。

参考:東京大学松尾研究室及び株式会社イライザとの共同実証研究(法律業務におけるITやAIの活用に関する研究)のお知らせ|森・濱田松本法律事務所

リーガルスケープと森・浜田松本が提携|日本経済新聞

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森・濱田松本法律事務所で取り扱う分野

森・濱田松本法律事務所は、企業活動に必要なあらゆる法分野をカバーして、会社の法律問題の全てを1つの法律事務所で解決できることを目指しています。

そのため、森・濱田松本法律事務所において取り扱っていない企業法務分野はないといえるでしょう。

【取り扱いのある業務分野】

  • M&A
  • コーポレート・ガバナンス
  • 規制法対応/取引、
  • ファイナンス
  • インフラ/エネルギー
  • 争訟/紛争解決
  • 事業再生/倒産
  • 危機管理
  • 競争法/独占禁止法
  • IT/ライフサイエンス/知的財産
  • 税務
  • ウェルス・マネジメント
  • 相続・事業承継
  • 労働法務、
  • 国際業務 など

森・濱田松本法律事務所では、所属弁護士がその専門分野でセミナーや講演活動を積極的に行っているのも特徴の一つとして挙げられます。

時期によって偏りはありますが、実施の頻度はかなりのものです。

また、森・濱田松本法律事務所に所属する弁護士が刑事事件や一般民事の案件を受任することもあります。

もっとも事務所のメイン業務ではないので、積極的に受任することはないでしょう。

森・濱田松本法律事務所の特色|その他五大法律事務所との違い

森・濱田松本法律事務所では企業法務系全般を業務として扱っていますが、特に訴訟・紛争案件に強いと言われており、裁判においては国内最強と呼び声も。

またM&A案件にも強く、五大法律事務所のなかでは森・濱田松本法律事務所と西村あさひ法律事務所が、数・規模ともに他を圧倒しています。

事務所の雰囲気としては、明るい人柄の人が多く、いわゆる体育会系に近いノリが存在します。

なので、人によって合う・合わないがはっきりしやすい事務所かもしれません。

【業務】

他の4大同様、幅広い業務を取り扱っているが、M&A・紛争において特に強みがあるように感じる。M&Aに関しては案件数、規模ともに森濱と西村あさひが4大の中でも抜けている印象。紛争を専門とする弁護士はとても多く、差別化のため、倒産、労働、知財、会社法など何らか別の専門分野を持っている。

引用元:Lawyers INFO

森・濱田松本法律事務所の採用傾向|求める弁護士像

業界トップクラスの事務所ともなれば、採用の基準も相応に高めです。

とはいえ、単に能力的な面だけを見て採用を決めているのではありません。

この項目では、森・濱田松本法律事務所の採用傾向を新人弁護士の採用と中途採用、スタッフに分けてそれぞれ記載いたします。

求める人物像

森・濱田松本法律事務所が弁護士やスタッフの採用にあたって重視することの一つに、理念の実現に貢献できるかどうかが挙げられます。

たとえいくら優秀な人を集めたところで、各々が別の方向を見ているようでは、ただの寄せ集めでしかありません。

組織として力を発揮するためには、全員が同じ目的をもって業務に取り組むことが大切であり、そのための事務所理念です。

もう一つ重要なのがコミュニケーション能力。共通の目的があったとしても、それぞれが周囲のことを考えずに、好き勝手をしては物事が円滑に進むことはありません。

コミュニケーションをおろそかにし、所員同士に信頼関係がない事務所であれば、業務が上手くいかないのは明白でしょう。

森・濱田松本事務所が理念として掲げる「選ばれる事務所」は、さまざまな力・資質を持つ者同士が共通の目的のもと、相互に作用しあって達成できるといえます。

森・濱田松本法律事務所への入所に学歴は関係あるか?

森・濱田松本法律事務所の弁護士採用に関しては、学歴が一つの判断要素になっているのは間違いないでしょう。

実際、21年に入所した73期弁護士の経歴をみるとほとんどが、東大や京大、慶応などの上位ロー出身(中退含む)です。

中途採用に関しては、弁護士としての経験のほうが学歴よりも重要なので、比重はそこまで大きくはないでしょう。

しかしそれでも高学歴の方の採用が多い印象です。

スタッフ採用に関しては、弁護士ほどは高学歴かどうかを重視はしないでしょう。

ただし、扱う業務の都合上、英語力はそれなりに求められます。

例えば渉外秘書であればTOEIC750点以上英文翻訳職はTOEIC860点以上が英語レベルの目安です(満たない場合でも求人応募は可能)。

またパラリーガルについても、法学部卒であることが望ましいとしています。

中途採用について

森・濱田松本法律事務所では、弁護士の中途採用を通年で行っています。

採用にあたって具体的な条件は明示していませんが、中途採用は基本的に即戦力前提であると考えてよいでしょう

たとえば、森・濱田松本法律事務所が拡大を目指す分野や、人材不足の分野で高度な専門性を有していれば、採用の可能性は高いはずです

反対にこれといった強みがない、森・濱田松本法律事務所の業務分野に関係ない経験しかない場合などは、中途での採用は厳しいでしょう

なお、2020年に関しては20名以上の中途採用を森・濱田松本法律事務所では行なっています。

新人弁護士の採用について

森・濱田松本法律事務所では、毎年数十人規模で新人弁護士を採用しています。

【直近3年の新人弁護士入所数】

2019年

34名

2020年

51名

2021年

35名

参考:事務所関連情報|森・濱田松本法律事務所

ただ採用された新人弁護士の多くは、予備試験合格者や、東大や京大、早慶などの上位ロースクール出身。

いわゆる優秀層の採用がメインで、間口はそれほど広くはありません。

予備試験合格者に対しては「ウィンタークラーク」、ロースクール在学生に対しては「サマークラーク」、学部生に対しては「サマーインターン」などと呼ばれるインターンを設けており、森・濱田松本法律事務所での執務を体験できる機会を設けるとともに、実質的な採用活動になっており、入所希望の場合はほぼ参加が必須です。

スタッフ採用について

森・濱田松本法律事務所ではスタッフの採用についても、新卒と中途の両方で募集を行っています。

ただ、新卒採用と中途採用では募集職種が異なります。

新卒採用での募集職種は以下のとおり。

  • 渉外秘書            10名程度
  • 英文翻訳            若干名
  • パラリーガル    若干名
  • 広報    若干名

22卒に関しては、各職種上記人数の採用を予定しています。応募希望者は3月1日以降にマイナビ2022よりエントリーしましょう。

中途採用の現在の募集職種は以下のとおり。

  • 総務/プロパティマネジメント担当スタッフ
  • 弁理士
  • 秘書(ヤンゴンオフィス勤務)

採用人数についての記載は特にありませんが、基本的に中途採用は拡充の必要があって行うものであるため、おそらく募集は少人数です。

採用が決まり次第、募集は打ち切られてしまうので、興味がある人はお早めに応募することをおすすめします。

なお、障がい者採用については、2021年1月時点では行っていない模様です。

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森・濱田松本法律事務所の年収

業界トップクラスの法律事務所と聞けば、給与も相応のものが支払われると期待してしまいますよね。

この項目では、森・濱田松本法律事務所の年収について、弁護士とスタッフに分けて紹介します。

弁護士の場合

森・濵田松本法律事務所は、入所1年目でおおよそ1,200万円の給料を貰うことができるといわれています。

アソシエイトのうちは、一定の年数まで年次が上がる毎に徐々に昇給が行われ、パートナーは、自分の売上のうち一定割合を年収として獲得し、その他は法律事務所の賃料やアソシエイトの給料などに使うため法律事務所に納めることになります。

例えば、この割合が5割であれば、年間で合計1億円を売り上げた場合、その半額である5,000万円が自身の給料です。

なお、実際の経験談を基にした口コミによると、

初年度は1200万、3年目以降基本給が100万円ずつ上昇する。

2年目以降はボーナスが出るが、ボーナスはその年の業績、評価などを考慮して、翌年の2月に支払われるため、2年目のボーナスを実際に受け取るのは3年目に入ってからとなる。ボーナスは全体の業績、年次、クライアントへの請求時間など多数の考慮要素があるため、人により大きく変わる。多い人だと、4、5年目で2000万円超え、留学帰りのシニアアソシエイトで2500万円超えになる印象。

なお、パートナーは基本的に請求金額ベースの報酬となるため、パートナー間の格差は大きいらしい(パートナー間での平等を指向する長島・大野・常松法律事務所と対極的)

引用元:森・濱田松本法律事務所の口コミ・評判 | Lawyer’s INFO(ローヤーズインフォ)

などと評価されています。

スタッフの場合

新卒の場合、募集要項から推定するに350万円~400万円の範囲に収まるでしょう。基本的に職種による違いは見られないようです。

スタッフに関しては年功序列に近い給与形態で、そこから毎年昇給が行われますが、口コミよると残念ながら頭打ちのラインがあるとのこと。

データを見る限り、年収600万円を超えるのは難しいかもしれません

森濱田松本法律事務所スタッフ年収

引用元:Openwork

森・濱田松本法律事務所は激務なのか?

森・濱田松本法律事務所で弁護士として働く以上は激務を覚悟する必要があるでしょう。

「残業100時間超えは当たり前」「月の労働時間が300~400時間」など、四大の激務ぶりを示す噂は多々あります。

いい事務所です。ただ、ワークライフバランスは正直取れないと思います。しかし、稼げます。自分が人生において何を大事にするかが重要です

引用元:Lawyers INFO

実際に激務であるのは間違いないですが、常日頃というわけでもなく、繁閑期や対応案件の規模、部署などによって、多少業務時間にも変化があります。

また弁護士業務は基本的に労働集約型ビジネスであるため、激務であるのは森・濱田松本法律事務所に限った話ではありません

他の四大はもちろんのこと、一般民事や刑事などを扱う事務所も基本的に長時間労働です。

なので、給与面で考えると、四大法律事務所の激務は耐えられる激務といえるでしょう。

なお、スタッフの労働時間に関しては激務から程遠く、口コミでもワークライフバランスが取りやすいと評判です。

入社を決めた理由: とにかくホワイト。定時出社、定時退社、有給消化率などの面でプライベートとの両立が実現できる。仕事や人間関係に対するストレスもあまりなく、余計なことを考えなくていい環境。

引用元:Openwork

森・濱田松本法律事務所に転職するには

森・濵田松本法律事務所に転職を成功させるためには、事務所に求められる弁護士である必要があります。

そのため、これまでの事務所や企業等での勤務経験で得た専門性や知識、スキルで森・濵田松本法律事務所に貢献できるとアピールしなくてはなりません。

しかし先述の通り、森・濱田松本法律事務所は具体的な採用基準などを公表していないため、今どのような弁護士を求めているかの情報を集めることが重要です。

知り合いで森・濱田松本法律事務所に勤務している人がいれば、直接話を聞くのが一番手早いかつ簡単でしょう。

知り合いがいないという場合は、ニュースサイトや新聞で近年の動向を確認するとともに、森・濱田松本法律事務所と契約を結んでいる転職エージェントから情報を仕入れるのがおすすめです。

何にせよ、森・濱田松本法律事務所が欲している専門性や能力と、自分が持っている専門性や能力が、ちょうど同時期に一致していることが必要であるため、転職は縁や運も絡んでくるといえるでしょう。

森・濱田松本法律事務所に転職する際の注意点

森・濱田松本法律事務所では、多くの有力な企業がクライアントになっています。

以前の法律事務所で受任していた訴訟案件や、お付き合いのある企業との関係を転職後も継続しようと思っていても、森・濱田松本法律事務所と利益相反(コンフリクト)が生じてしまうために、これらの案件を手放さなければならなくなる可能性があります

森・濱田松本法律事務所の口コミ

森・濱田松本法律事務所には、様々な口コミが寄せられています。

あくまで一部の例ですが、ご紹介します。

良い口コミ

弁護士に関して

人それぞれの好みによりますが、一年目から活躍したい方、自分の頭で徹底的に考えて結論を出したい方、自ら主体的に行動して案件を動かすことにやりがいを感じる方には非常に良い事務所だと思います。
引用元:openwork

仕事は忙しいが、働く弁護士は優秀。いろいろな人がいて刺激的、仕事も面白い案件も多い。いろいろなものや人に触れ合えるので、将来の弁護士像があまり見えない人にとっては、実地で将来を考える機会が豊富。
引用元:openwork

若手のうちから、最大限ストレッチをきかせた仕事の仕方ができるので、急成長したい人にはとても良い職場だと思います。基本的な弁護士業務のプロトコルを早く習得するには最適の職場だと思います。
引用元:openwork

務所の弁護士は、気さくな方が多く、風通しが非常に良いため一緒に働くうえで人間的なストレスはほとんど感じません。最近は世間もパ輪原、セクハラにうるさくなったこともあり、事務所内でも、気を使ってくださる方が多いと感じております。
引用元:openwork

最初に入る法律事務所としては、一緒に働く弁護士の質が高く成長できると思う。また、転職の際のネームバリューも高いパートナーになれば数億円売り上げることも可能なので、アップサイドも目指せる。 結論として、覚悟と目的をもって入るにはとてもいい事務所。
引用元:openwork

スタッフに関して

基本勤務時間は7時間と短く、残業代は全額支給。基本定時で帰れる場合が多いが、部署や時期による。残業が多すぎて辛いと感じたら相談して担当弁護士や業務量を調整してもらうことも可能。
引用元:カイシャの評判

スタッフのほぼ9割が女性であるため、産休・育休制度や時短勤務などの制度は充実しています。理解やノウハウもあり、復帰も無理なくすることができます。
引用元:カイシャの評判

良いとは言えない口コミ

弁護士に関して

仕事のクオリティは高く弁護士としての経験値は期待出来ますが、やはり同じだけの苦労をしているはずの他4大の同期が自分の倍貰っている現状を見ると辞める人が最も多いと言われるのも理解できます。
引用元:https://lawyers-info.com/2019/10/24/mhm/

一応月の稼働時間が一定の時間を超えると新件を受任できなくなるというルールはあるが、月300時間の稼働を超えることもまれにあり、年間4000時間近く働く人もいる。そういう人たちはまさに「命を削って働く」という表現がしっくりくるレベルで働いている。
引用元:https://lawyers-info.com/2019/10/24/mhm/

残業時間にならすと、月100時間を超えない月はありませんでしたので、ワークライフバランスからは遠い印象です。土日も基本的には仕事をして、土日のうちどちらかの半日は休めるといった状況です。飲み会の後も基本的には事務所に戻って仕事をします。長期休暇は夏休みのみで、一週間ほど休みをもらえますが、案件は継続するので休み中にも対応を求められます。有給というシステムはありません。仕事を思いっきりしたいという方にはよいとおもいます。
引用元:openwork

自分の将来像が、仮にこの先いたとしても見えない気がした。
引用元:https://www.vorkers.com/one_answer.php?vid=a0A1000001xfDct&qco=8

スタッフに関して

・部署にもよりますが、OJTがメインのため研修制度は充実していません。入所時の研修は3日程度で、スキルアップ等の研修もありません。
引用元:カイシャの評判

弁護士国保なので、負担額が民間企業(健保)より高いです。半額補助を給与として支給するので課税所得が上がり(税金負担が増えるので)損です。出産手当金がなく、給与2/3支給なので、これも課税所得となり大損です。賞与は2ヶ月分×年2回。評価による上下動はほぼなし。住宅手当、食事手当等は一切なし。定期代のみ。福利厚生を気にするならお勧めしません。
引用元:openwork

大量の弁護士やスタッフを抱え、東京駅周辺という一等地にオフィスを構えている都合上、法律事務所の経営のために高いフィーを獲得することが重要になっています。そのため、不正調査案件などにおいて、経験の浅い弁護士を不必要に大量に投入してタイムチャージを計上しているなど、依頼者の求めるリーガル・サービスが提供できていないのではないかなどの批判が一部でなされています。
引用元:https://facta.co.jp/article/201812047.html

まとめ

森・濵田松本法律事務所ではクライアントが問題を抱えたときに選ばれる事務所を目指しています。

採用の条件が明らかになっていませんが、大手法律事務所であることからも、秀でた知識やスキルは求められることになるでしょう。

新人弁護士から活躍できる場は多くありますが、やはりその他大手法律事務所と同様に労働時間が非常に長いという問題は抱えているようです。また、スタッフについては労働時間や育休の制度は充実している一方で、スキルアップについては物足りないと感じている方が多いようです。

森・濱田松本法律事務所への入所に興味がある方は、この記事を読むだけでなく、是非森・濱田松本法律事務所が用意しているインターンなどを利用して、自分の目でちゃんと確かめてみることが重要です。

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