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【弁護士向け】転職時の履歴書は手書きで書くべきか?

更新日: 公開日:

弁護士でも履歴書の作成は転職活動において避けて通れない作業です。「形は何であれ、とりあえず提出すればいい」と考えている人もいますが、そうではありません。手書きかパソコンか、応募する法律事務所や・一般企業によって最適な作成方法が異なる場合があります。

それを守れるかどうかで、採用担当者への印象が大きく変わることもあるでしょう。

どんな企業なら手書き(パソコン)がベターなのか、また手書きとパソコン、それぞれの方法で書く場合のポイントを見ていきましょう。

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転職時、多くの企業が履歴書の「手書き」を好む理由

今の時代、パソコンを使わない仕事はそうありませんので、履歴書をわざわざ手書きで持っていく必要性や意義は見直されていますが、ビジネスマナーや上限関係などを特に重んじる企業であれば、手書きがベターです。

歴史の長いメーカー業界や半官半民の性質がある企業などは、手書きが無難でしょう。

「手書きを好む企業が多い」ということを押さえた上で、企業の体質によって臨機応変に対応しましょう。ですが、なぜ手書きを好む企業が多いのでしょうか。

志望の本気度がわかる

丁寧に書いているかいないかで、本気でその会社に転職したいと思っているか、がわかります。「とりあえず応募する会社」に履歴書を書く場合は、どうしても適当さが文字にあらわれてしまうものです。

文字の基本である「はね」、「はらい」、「とめ」、真っ直ぐで斜めに曲がっていない一文、文字の均一な大きさ、などには特に意識するようにしましょう。

これらの基本を注視している採用担当者は少なくありません。お手本のようなキレイな字で書かなければならないわけではなく、重要なのは、丁寧に書いているかどうかです。

人柄がわかる

中国前漢時代の『揚雄』という学者が残したと言われる、「文字は人なり」という言葉。「文字は書いた人の性格や個性を表す」といった意味です。多くの採用担当者は、手書きの履歴書を見て、応募者の人柄をイメージします。

雑な文字を書いていると、「この人はせっかちでこの仕事には向いていないな」などと判断されるリスクがあります。せっかく写真や経歴の第一印象が良くても、文字で印象が下がってしまい、転職失敗のリスクを高めます。

一般常識を持っているかがわかる

転職の履歴書をパソコンで作成する場合、漢字や言葉の使い方に関するミスが起こりにくいです。ひらがなは自動で正しい漢字に変換されますし、Wordなら、間違った表現には自動で赤線が引かれます。

手書きの方がミスが起こりやすいため、その人が一般常識を持っているかどうかの判断基準になり得ます。例えば、「御社」の「御」が、“ぎょうにんべん”ではなく“にんべん”になっているといった具合です。こうしたミスはパソコンではほとんど起こりません。

このように最低限の一般常識・教養の有無がわかることも、手書きを好む採用担当者が多い理由です。

手書きで作成する場合のポイント3つ

絶対に見直しをする

手書きはミスが多くなりがちです。完成後は、漢字や表現の間違い、住所・経歴・資格などの内容にミスがないかを、しっかり確認しましょう。一箇所でもミスがあると、志望の本気度や誠実さが疑われることもあります。

おすすめの方法は、書き上げた後に少し時間を置いてから確認することです。書いた後すぐよりも冷静に読むことができるため、ミスを発見しやすいはずです。

ボールペン選びのコツ

転職の履歴書作成に使用するボールペンは、黒インク、太さ0.5~0.7mm、ゲルインクの3つが揃ったものがおすすめです。ゲルインクには、滑らかにかける、にじみにくいといった性質があるため履歴書作成に最適です。

修正テープや消えるボールペンはNG

「間違った時に書き直せるから」という理由で、修正テープ(ペン)や消えるボールペンを使う人がいますがNGです。これは転職の履歴書作成に限らず、ほとんどのビジネスに関する文書を作成する場合に共通する常識でもあります。万が一、雨で濡れたり飲み物が溢れたりしてかすれてしまうと、文字が消えてしまい内容がわからなくなります。

パソコンで履歴書を作成する際のポイント3つ

指示があるときは必ずパソコンで作成

「履歴書はパソコンで作成して送付してください」と転職希望先の企業から記載があったり、WEB上で応募を受け付けていたりする場合などは、必ずその指示に従いましょう。たとえ、字が達筆で誰にも負けない自信がある人でも、「あえて手書きでアピールする!」という考えはNGです。

むしろ「自分勝手な人」、「連携して仕事ができなさそう」とマイナスな印象を与えてしまうことになります。

採用担当者が読みやすいように工夫する

文字サイズやフォントなどは、可能な限り統一して作成するようにしましょう。バラつきがあると読みにくくなり、読み手(採用担当者)に煩わしさを感じさせてしまいます。ほとんどの場合、転職希望先の企業の方からフォントの指定があるケースはありませんが、明朝体もしくはゴシック体で書くのが基本です。

パソコンで作成するケースに限ることではありませんが、稀に「自分が採用担当者だったら…」という基準で作成する人がいます。ですが、このスタンスはおすすめできません。主観が入りがちになり、ビジネス界の標準から外れてしまう可能性があるためです。

「一般的な企業の採用担当者の視点」を基準にして、作成することがポイントです。

PCスキルをアピールするのはNG

どの業界・企業の履歴書でも、むやみやたらとPCスキルをアピールするのはやめましょう。転職における履歴書は、あくまでもビジネス文書です。目立つように画像を挿入したり、デザインをいじったりといったことはもちろん、赤字にしたり下線を引いたりといったことも避けましょう。ビジネスマナーが備わっていないという印象を持たれかねず、転職失敗のリスクを高めることになります。

迷った時は採用担当者に確認してもOK

転職(中途採用)における履歴書は、大学新卒の場合よりも、臨機応変さが要求されます。特に指示がなくてもパソコンがベターな場合もあるなど、見極めが難しいことが多いためです。

どうしてもベストな方法がわからない時は、企業の採用担当者に直接確認してもOKです。その際、「手書き(パソコン)で作成しようと考えているのですが…」というように、一旦検討した上で確認していることが伝わる一言を添えると、好印象につながるはずです。

ただし連絡する前に、「本当に指示がないか」を何度も確認することは必須です。募集要項に「手書きで作成してください」と指示があるにもかかわらず確認の連絡してしまうと、「ちゃんと募集要項を読んでいないのでは?」と疑われることになります。

自己PRを書く際に押さえておきたいポイント

ここからは、自己PRを書くときに押さえておきたいポイントをご紹介していきます。

  1. 文章は分かりやすく簡潔にすること
  2. アピールポイントは1つか2つに絞ること
  3. 手書きの場合は綺麗で読みやすい字を心がけること

詳しく見ていきましょう。

文章は分かりやすく簡潔にする

自己PRの基本として、「文章はわかりやすく簡潔に」ということが挙げられます。だらだらとした文章は、読みにくく、相手にも伝わりにくいことが多くあります。

履歴書に記載する自己PRの文字数は300文字程度を目安にしましょう。

また、相手に伝わりやすい文章を書くには、「結論から書く」ことがポイントです。重要な部分は1行目に出来るだけまとめて簡潔に記載し、その理由や根拠をその後並べていくと良いでしょう。

アピールポイントは1つか2つに絞る

自分を良く魅せたいという気持ちから、長所をたくさん上げようとしてしまいがちですが、アピールポイント1つか2つに絞ると良いでしょう。アピールポイントが2つの時には「私のアピールポイントは2点あります。1つ目は・・・」という流れで書くと、わかりやすく表現できます。

全体像を伝えポイントを絞ることをしてみましょう。

さらに、そうした強みや経験をどのように活かせるのか、将来的にどんな貢献ができるのかという記載へつなげていくと、全体的に読みやすい文章が完成します。

自身の経験からアピールできるポイントを見つける

まず自分の性格的な長所・短所を考えて見ましょう。明るい、短気、おおらか、神経質など、自分に当てはまると思ったものをざっと書き出してみましょう。もし、長所がなかなか見つけられないというときは、インターネットで公開されている自己分析ツールなどを利用してみるのがよいでしょう。

自己分析ツールには、無料で使える「AnalyzeU+」や、有料で本格的な自己分析を行いたい人におすすめの「ストレングスファインダー」といったようなツールがあります。

これらは書籍や公式サイト、スマホアプリからも利用できるようになっており、手軽に利用することができるため、履歴書の自己PRを記載する前に、利用してみると良いでしょう。

まとめ

転職における履歴書は手書きが基本です。手書きには、人柄や一般常識の有無がわかるといった性質があるため、手書きを好む採用担当者が多いのが実情です。ただ、志望する業界や企業の社風によってはパソコンがベターな場合もあったり、「パソコンで作成してください」と具体的な指示がある場合もあるので、臨機応変に対応しましょう。

手書きでは、数回見直す、推奨されるボールペンを使う、といったポイントを押さえておきましょう。パソコンでは、読みやすいようにフォントを統一する、スキルをアピールする必要はない、といった点がポイントです。

どちらで作成するべきか迷った時は採用担当者に直接確認してもOKですが、確認前にもう一度、「本当に指示の記載がないか」をチェックすることは忘れないようにしましょう。

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