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【企業インタビュー/株式会社ワコム】「描く・書く」のさらに先へ 「かく」の未来を拓く道具屋ワコム そして新しいユースケース開拓と併走する法務部

更新日: 公開日:

1983年に設立されてからデジタルで「描く・書く」道具と体験を世界中の多くのお客様に提供し続けているワコム。

「Life-Long-Ink(ライフ・ロング・インク)」という使命を掲げ、人間の表現に寄り添いながら、お客様の「描く・書く」体験の旅を支えています。

今回のインタビューでは、そんなワコムの成長を支える法務部にフォーカスして、代表取締役社長兼CEOの井出信孝さん法務VP(Vice President)の木佐優さんにお話を伺いました。

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「かく」という未来を拓くワコム

––本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます!まずは、貴社の事業内容について教えていただけますでしょうか?

井出社長:

人類の歴史において、「描く・書く」という行為は文明の発展に不可欠な要素でした。石器時代の洞窟壁画から現代のデジタルスクリーン上の描画まで、表現方法は進化し続けています。

この「描く・書く」という行為の可能性を追求し続けている企業、それが「株式会社ワコム」です。

人間の表現したいという思いに寄り添い、デジタルペンやタブレットを通じて、創造する全ての人々に最高の道具を提供することをミッションとして、成長し続けてきました。

プロのクリエイターの方々から、学生や生徒の皆さん、ビジネスパーソンの皆さんまで、世界中の人々がワコムの技術を活用して新たな表現を生み出されています。

––「描く・書く」において、新たな文化を生み出すという情熱がひしひしと伝わってきます!
表現の可能性を広げ続ける貴社が、今後どのようなビジョンを描いているのか、大変興味深く思うので、貴社が目指すビジョンを教えていただけますでしょうか?

井出社長:

人間の「描く・書く」行為自体は非常に深淵なものであり、まだ解明されていない部分が多く存在します。

この未解明な部分を追求し、「描く・書く」ことの本質的な価値を大切にしながら最先端のテクノロジーと融合させることで、新たな可能性を模索していきます。

たとえば、「描く・書くことの軌跡や過程をワコムの技術で可視化」し、今までとは違う視点で作品と触れ合うことができる機会を作ることにも取り組んでいます。

私たちは、この取り組みを「KISEKI ART」と呼んでいます。

実際、アーティストやクリエイターの方々が一枚の絵を完成させるまでに数多くの試行錯誤や感情の変化があります。

これまでは最終的な作品だけが評価されることが多かったですが、ワコムはその創造の過程そのものにも価値があるとして、その軌跡を可視化する技術を開発しています。

このアプローチで、作品との関わり方自体が変わる可能性があります。作品の背後にある創造の軌跡や作者の心の変化などに触れることで、新しい作品の楽しみ方を見つけることができるかもしれません。

また、教育現場においても、ワコムの「かく」技術が活かされています

たとえば、ワコムのデジタルペンやタブレットを使って勉強される生徒さんの、学びの軌跡をデジタル技術は捉えることができます。

学びの特徴を掴むことで、生徒さん自身の学びの探求を深めることが可能です。

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ワコムにおける法務部の立ち位置

––成長を支える部署の一つである法務部は、貴社内でどのような立ち位置で業務をされていますでしょうか?

木佐さん:

一般的に法務部門というと、契約書のチェックや法的リスク管理など、ビジネスの後方支援を行うというイメージがあるかもしれません。

しかし、ワコムにおける法務部は新規事業の最前線を担い、ビジネスとの親和性が非常に高いポジションです。

これまでにない革新的な事業を展開する際には、経験のない法的課題が数多く発生します。そのため、ビジネス部門が法務部に頼る場面が非常に多いのです。

デジタルコンテンツの権利処理、クリエイターとの新しい形の協業契約、国際的な知的財産戦略など、従来の枠組みでは対応しきれない課題に取り組んでいます。

また、ワコムの法務部は、社長をはじめとする経営層や役員の方々と直接仕事をする機会が多いという特徴があります。

法務部が単なる「法的チェック機関」ではなく、戦略的なビジネスパートナーとして機能しているのです。

先々の未来も見据えた契約交渉を行いつつ、パートナー企業との長期的な信頼関係を築き、新たな文化創造という企業ビジョンに直結する重要な意思決定に、法的観点から貢献する責任と喜びがあります。

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ワコムの法務部が求める人材像

––今回法務の人材を募集するにあたって、貴社が一緒に働きたいと思う法務の人物像を教えていただけますでしょうか?

木佐さん:

ワコムの法務部が求めているのは、法務のコアをしっかり持ちつつも、旧来の法務の枠にとらわれず、創造性や柔軟性をもって、ビジネスとともに成長することを志向する人材です。

具体的には、以下のような方と一緒に仕事をしたいと考えています。

新しい文化を創造する意欲

ワコムは「文化」という新たな領域への挑戦を積極的に進めています。

そのため、単に法的な知識や思考力があるだけでなく、目まぐるしく変化するビジネス環境の中で、残すべきは残しつつも、柔軟に新しい文化を作っていくことに情熱を持つ人材を求めています。

法律とビジネスと創造性の交差点で、これまでにない価値を生み出すことに喜びを感じる方が活躍できる環境です。

信頼関係構築を重視する姿勢

ビジネス上の駆け引きだけでなく、相手方との将来的な信頼関係構築も含めて物事を考えられる方を歓迎します。

一時的な勝利よりも、持続的なパートナーシップを築くことのできる視点が重要です。

法的な専門知識を基盤としながらも、ビジネスの本質や人間関係の機微を理解できる方が求められています。

【株式会社ワコム 法務担当(東京勤務)求人情報】

◆勤務地: 東京都

◆勤務時間: フルフレックスタイム制(所定労働時間 8時間)

◆年収: 700万円~1500万円

◆必須要件 (以下のいずれか)
・日本または海外における弁護士資格(日本の弁護士資格をお持ちの方、歓迎)
・企業または法律事務所での5年以上の企業法務実務経験
・英文契約書のご経験

◆歓迎要件
・ビジネス交渉が可能な英語力(入社後1~2年でビジネスレベルに到達可能な程度の素養・意欲でも可)
・日本語能力試験N1レベル

◆福利厚生

・教育制度・資格補助
E-Learning(LinkedIn Learning)を活用したオンデマンド研修
OJT
技術トレーニング
その他、業務上の必要性に応じた随時研修

・その他
Benefit Station(福利厚生サービス)
在宅勤務手当

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応募を検討している方へのメッセージ

––最後に社長の井出さんより、応募を検討している方々へメッセージをお願いいたします!

井出社長:

ワコムの法務部は、デジタル技術と人間の創造性が融合する最先端の現場で、法務としての専門性を発揮しながら、新たな文化創造に参画できる環境です。

ダイナミックに法務業務に取り組みたい方、ぜひ一緒にワコムの未来を作っていきましょう!

企業担当者メッセージ

ワコムの法務部は、単なる後方支援に留まらず、新規事業の最前線で経営層と連携し、経験のない法的課題に果敢に挑む戦略的なビジネスパートナーです。

最先端技術と文化創造が交錯するダイナミックな環境で、法務の専門性を活かし、未来を共に創造していくことに情熱を感じる方を心よりお待ちしております。

アニメや漫画がお好きな方はもちろん、そうでない方にも、きっと刺激的で面白いと感じていただける法務の仕事であると確信しています!

ご興味をお持ちいただけましたら、担当者より詳細をお話させていただきます。

下記ボタンよりお気軽にご応募お待ちしております。

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