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キャリアカウンセリングとは何をするのか|転職活動における必要性・期待できる効果とは

更新日: 公開日:

こんにちは。

弁護士有資格者・法務人材専門のキャリアカウンセリングを行う『NO-LIMIT』です。

社会人で転職を検討している方に、転職エージェントのアドバイザーが転職に関する相談、将来設計を行うことを「キャリアカウンセリング」と言います。

キャリアカウンセラーの民間資格「CDA」の運営を行う特定非営利活動法人、日本キャリア開発協会では、キャリアカウンセリングについて以下のように説明をしています。

キャリアカウンセリングとは、発達的視点に立って、成長と適応という個人の積極的側面 に強調点を置き、個人が環境の中で効果的かつ自律的に機能できるように支援すること。自 己概念の開発を通してキャリア形成を図ること。

引用元:特定非営利活動法人日本キャリア開発協会

キャリアカウンセラーにキャリアを相談することにより、自分ではわからなかったキャリアの選択肢を増やすことができたり、長い目で見たキャリアプランを描いたりすることができます。キャリアカウンセリングを受けることによる具体的な効果、キャリアカウンセリングを受ける方法などについて紹介します。

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 キャリアカウンセラーとキャリアコンサルティングとの違い

キャリアカウンセラーと同じような役割をする「キャリアコンサルタント」という職業があります。キャリアカウンセラーの民間資格が乱立したことにより、2016年キャリアコンサルティングという国家資格ができました。

その結果、この資格に合格していないとキャリアコンサルタントを名乗れないことになったのです。依頼できる仕事内容としてはほぼ同じですが、「キャリアコンサルタントは国家資格である」という点が大きな違いです。

キャリアコンサルタントには、職業能力開発促進法によって守秘義務の責任が課せられており、「秘密を漏らした者」と「名称使用の制限に違反した者」には罰則が発生します。

(義務)
第三十条の二十七 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルタントの信用を傷つけ、又はキャリアコンサルタント全体の不名誉となるような行為をしてはならない。
2 キャリアコンサルタントは、その業務に関して知り得た秘密を漏らし、又は盗用してはならない。キャリアコンサルタントでなくなつた後においても、同様とする

第百二条 次の各号のいずれかに該当する者は、三十万円以下の罰金に処する。
一 第二十六条の五第二項の規定に違反した者
二 第二十六条の六第五項において準用する職業安定法第五十条第一項の規定による報告をせず、又は虚偽の報告をした者
三 第二十六条の六第五項において準用する職業安定法第五十条第二項の規定による立入り若しくは検査を拒み、妨げ、若しくは忌避し、又は質問に対して答弁をせず、若しくは虚偽の陳述をした者
四 第二十六条の六第五項において準用する職業安定法第五十一条第一項の規定に違反して秘密を漏らした者
五 第三十条の二十二第二項の規定によりキャリアコンサルタントの名称の使用の停止を命ぜられた者で、当該停止を命ぜられた期間中に、キャリアコンサルタントの名称を使用したもの
六 第三十条の二十八の規定に違反した者
七 第五十条第三項の規定により技能士の名称の使用の停止を命ぜられた者で、当該停止を命ぜられた期間中に、技能士の名称を使用したもの
八 第五十条第四項の規定に違反した者

引用元:職業能力開発促進法

もちろん、キャリアコンサルタント資格がないから「個人情報保護」を蔑ろにしていい訳ではありませんし、そんなエージェントは存在しませんので、求職者は安心して相談していただければと思います。

ちなみに、NO-LIMITでは求職者さまに対して「守秘義務についての基本方針」を定めています。個人特定が比較的容易な弁護士業界だからこそ、他一般転職エージェントよりも厳重な体制を敷いております。

 

キャリアカウンセラー

 

 

キャリアカウンセラーの代表的な仕事内容3つ

それでは、キャリアカウンセラーに期待できる具体的な仕事内容について紹介します。

相談者にあった適職求人の紹介

キャリアカウンセラーはさまざまな職業や具体的な仕事内容についての専門知識を有する方々なので、相談者の経験や興味、適性を見ながら適職の紹介をしてくれます。

基本的に求職者は、キャリアアップの観点から自分に馴染みがある職業・業界の中から転職先を選択します。年収アップやスキルアップをメインとする転職であれば当然の選択ではありますが、そうすると、どうしてもキャリアの選択肢が狭まってしまいます。

キャリアカウンセルの最大のメリットは、それまで全く興味がなかった職業でも、実は自身に合った職業ということもあり、選択肢を広げることに期待ができる点でしょう。

キャリアプランの作成

日本ではかつて終身雇用が常識で、新卒で入社した企業から転職するということは少ない傾向にありました。

しかし、働き方が多様化した現代では、転職することが当たりなっています。しかし、転職すること自体はネガティブなものではなくなりましたが、きちんと計画して転職をしなければそれまでのキャリアや経験が無駄になってしまいます。

そのため、「仕事でどのように自己実現したいか」という軸を考えてそれに合った転職をするべきといえます。キャリアプランを自分自身でぶれることなく作れる人もいますが、より良いキャリアプランにするためにアドバイスが欲しいという場合もあるでしょう。

このような場合にキャリアカウンセラーに相談するのがおすすめです。弁護士の業界であれば、法律事務所jからインハウスローヤーへの転職や、

履歴書や職務経歴書の添削

就職や転職の最初の難関は書類審査です。書類審査に通らなければ面接にすら進むことができません。

キャリアカウンセラーは職業柄たくさんの履歴書や職務経歴書を見ていることもあり、書類審査に通りやすい書き方も熟知しています。実際持っている知識や経験、キャリアが素晴らしいものでも、書類にその魅力が現れなければ意味がありません。

履歴書や職務経歴書の作成が苦手で、書き方のポイントを知りたいという場合にキャリアカウンセラーを頼ってみてはいかがでしょうか。

ビジネスイメージ

キャリアカウンセリングの必要性とは

なぜキャリアカウンセリングが注目されたのか、求職者にとっての必要性について解説します。

キャリア選択肢の多様化のため

特に学生や社会人経験が浅い人は、知っている職業も少なく、自分の可能性を狭めていることすら気づかないこともあります。

その結果、適職ではない職業に就き、キャリアに満足できないということもあるでしょう。しかし、知識豊富なキャリアアドバイザーはさまざまな職業を知っているので、相談者の適性を見ながら適職を紹介してくれます。たくさんの選択肢の中から自分に合ったキャリアを自分で設計することが大切です。

終身雇用が崩壊して転職は当たり前に

終身雇用が崩壊し、日本でも海外のように転職は当たり前になりました。一つの企業で過ごすのは慣れ親しんだ業務や人間関係で居心地は良いかもしれませんが成長が止まる可能性もあります。先行き不安な時代で、所属する企業が業績悪化によりリストラを決行するということも十分あり得ます。

そんな時に市場価値が低ければ希望する条件での再就職はできません。

そのため、自分の市場価値を落とさないためにも転職してチャレンジングな環境に身を置きさらなるスキルアップを図るのも一つなのです。自分の中の選択肢だけではない可能性を、キャリアカウンセラーから得るという考え方も大切です。

一つの企業に依存せず自分自身でキャリアを切り開く必要がある

日本では採用された企業に忠誠心を持って仕事に取り組むのが良いとされますが、企業に依存しすぎると市場価値の低い人材になりかねません。

大切なのは自分がどうなりたいかという理想に対してその企業で働くメリットがあるかということです。たとえば、ジョブローテーションによりスキルや経験を活かせない配属になったとき、その企業に依存しなくても他の企業で働けばそれまでの経験を評価される可能性もあるでしょう。

企業内の人事は自分の思い通りにいかないことが多いです。そんな時には、その企業で働く以外の選択肢がないかキャリアカウンセラーに相談してみてはいかがでしょうか。

キャリアカウンセリングを受けるメリット

キャリアカウンセリングを受ける具体的なメリットについて紹介します。

自己分析・理解の促進につながる

キャリアカウンセリングを受けることにより、自分では気づかなかった長所や強みに気付くことができます。

たとえば、現在所属している企業の中で当たり前に行っている業務が他の企業からしたらすごく価値があることかもしれません。それを難しいと感じずにできるスキルを持っていれば自分が思っているより転職市場での市場価値が高いということになります。

自己分析だけではわからない強みを客観的に教えてもらえるのもキャリアカウンセリングを受けるメリットです。

さまざまな職業を知ることができる

キャリアカウンセラーはさまざまな職業を知っているので、自分が全く知らなかった職業を知ることができるかもしれません。その職業に適性があるのであれば、今より楽しく仕事ができたり、収入が上がったりする可能性もあります。自分一人で転職活動をするより選択肢を広げられるのもメリットです。

目指すキャリアを明確化できる

たとえば、年収1,000万円を目標にしたときに今の企業で達成できるのであればそのまま頑張っても良いでしょう。

しかし、達成できないのであればそれが達成できる職業に転職する必要があります。今いる企業で働くのが当たり前だと思わず、自分の目標が達成できるかはキャリア形成において意識すべきです。

目標の達成方法が分からない時にキャリアカウンセラーに相談すると目標達成ができる職業を紹介してくれるでしょう。

一人で抱えずに気分が晴れる

日本ではキャリアのことを人に相談する文化があまりなく、一人でキャリアについて悩んでいる人も多いです。激務に悩んでいても相談できないからこそ鬱になったり、自殺を選んだりということが起こってしまいます。

そんな時に資格を持ち、相談者にとって良い方向へ指南してくれるキャリアカウンセラーに相談することで気分が晴れることもあるでしょう。困っていることを打ち明けるだけでもすっきりしますし、今所属する企業だけではなくいろんな選択肢があるということを知ることも大切です。

キャリアカウンセリングをおすすめする人の特徴

新卒の学生は「働くという経験」が少ないことから、職業の種類も知らず、適性に合った職業を選べない可能性があります。そのため、学校内のキャリア課などでカウンセリングを受けられるのであれば活用してみましょう。

中途の場合も、転職エージェントなどを利用することで、自分に合った職業を紹介してもらえる可能性が高いです。キャリアカウンセラーが数ある求人の中からスキルや経験がマッチするものを推薦してくれるのでミスマッチも少ないです。

職務経験にブランクができてしまった主婦もキャリアカウンセリングを受けることにより再就職に前向きになれる可能性があります。ブランクが長いほど再就職が怖いと感じてしまう人も多いようですが、主婦でも活躍できる職業もあるので一人で悩まず相談してみてください。

キャリアカウンセラーにも強み・弱みがある

後述で一般的なキャリアカウンセルが受けられる相談先をご紹介しますが、転職希望者ひとりひとりに転職の目的や思想があり、相談内容も業種・職種によって千差万別です。

そのため、キャリアカウンセリング(キャリアカウンセラー)と一言で言っても、得意不得意とする領域があります。

NO-LIMITの強み

例えば当サービス『NO-LIMIT』は弁護士・法務人材・士業資格者に特化したアドバイザーのみが在籍しているため、同業界のキャリアアドバイスを得意としていますが、営業職やエンジニア職のキャリア相談は不得手です。

そのため、弁護士や法務領域・士業資格者以外の転職相談は、他のエージェントを紹介するようにしています。職歴書の添削も法曹業界であれば通過率90%の実績がありますが、他職種・業界において同じような取り組みはできないと判断しておりますので、業界特化型の他社をご紹介するケースが多いです。

他業種のキャリア相談に強い企業様をあげるとすれば『レバテックキャリア(エンジニアの転職)』『ムービン(コンサル業界の転職)』『マイナビエージェント:20代後半全職種』『MS-japan(管理部門)』は、実績を見る限り素晴らしい会社だと認識しています。

最適なキャリアカウンセラーを選ぶなら業界をよく吟味する

強みと弱みを理解しても、どうエージェント(キャリアドバイザー)を選べばいいかわからない場合、スクリーニングを行い、複数社に話を聞いてみるのがおすすめです。

その際に

  1. どの業界に特化した転職エージェントなのか
  2. これまでの転職支援実績はどの程度あるか
  3. 在籍しているアドバイザーの属性
  4. 片手型か両手型か

この4つを検討し、一番納得の行く説明をしてくれたアドバイザーと転職活動を進めるのが良いかと思います。

ちなみに『片手型』『両手型』とは、エージェントの運営体制のことで、下記の違いがあります。

  • 片手型:求職者側と求人側の両方を別々の佐渡バイザーが対応
  • 両手型:求職者側と求人側の両方を1人のアドバイザーが対応

基本的には両手型をおすすめしております。

片手型に比べて両手型の方が、採用ニーズと転職希望ニーズを細かく把握でき、どちらか一方の情報しか把握していない状況がありません

両手型

キャリアカウンセラー・アドバイザー選びに妥協をしない

同じ転職エージェントでも、在籍するキャリアドバイザーは複数人います。仮に、最初に担当してくれた方の知識不足、業界に詳しくない場合はすぐに担当の変更を願い出ましょう

自分の人生がかかっていると言っても過言ではないのが転職です。納得できる、信頼できる、自分以上の知識を持つプロフェッショナルに相談しなければ意味がありません。

同じエージェント内にアドバイザーがいなければ他のエージェントにセカンドオピニオンをすることもできますので、「早く決めたい」とならず、最初は時間をかけてでも、最適なパートナーを選ぶことを強くおすすめします。

一般的にキャリアカウンセリングが受けられる場所

キャリアカウンセリングを受けたい場合どうやって相談すれば良いのでしょうか。

転職エージェント

転職エージェントを利用すればほぼ必ずキャリアカウンセラーがいます。

それまでの職歴やスキルを見ながら求人がある企業とマッチングしてくれます。転職にすぐに繋がるのはメリットですが、そのエージェントに求人がある職業の中からしか選べないのはデメリットです。いくつかの転職エージェントに相談するのも良いでしょう。

キャリコンサーチ

キャリコンサーチでは、全国の国家資格を持つキャリアコンサルタントから自分に合ったキャリアコンサルタントを探すことができます。キャリアコンサルタントは自己紹介に得意分野などを記載しているので、相談内容に合った人を選びコンタクトをしましょう。

ハローワーク

ハローワークで職業を紹介してもらう際にもキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングが受けられます。ハローワークの場合、職業を紹介してもらうだけではなく、職業訓練や専門実践教育訓練を受講する選択を与えられます。

学校

新卒で就活をする際には、高校や大学の就職課でキャリアカウンセラーに相談しても良いでしょう。その学校からの卒業生の就職データから適切なアドバイスを受けられる可能性があります。特に履歴書やエントリーシートの書き方は熱心に教えてくれますし、必要ならばOB・OGの紹介もしてくれるでしょう。

NPO

NPOのキャリアカウンセリング団体もたくさんあるので、このような団体に相談するのも良いです。転職エージェントやハローワークのようにすぐに転職したい場合ではなく、キャリア全般に対する悩みがある場合などでも相談にも乗ってくれます。たとえば、育児や介護との仕事の両立方法などで悩みがある場合、仕事との両立方法や制度について、両立できる職種の紹介など相談できるでしょう。

企業内のカウンセラー

企業内にカウンセラーを設置する企業も増えています。伊藤忠商事では、他社に先駆けて2001年にキャリアカウンセリング室を設置しました。

その企業で歩むキャリアパスを一緒に考えて資格取得などの後押しをしてもらったり、育児や介護との両立できる働き方を考えてもらったりなどを期待できます。

転職が当たり前になった時代に、優秀な人材が流出しないためにもこのようなカウンセラーを配置する企業は今後増えそうです。

キャリアカウンセリングに費用はかかる?

転職エージェント、ハローワーク、学校などでキャリアカウンセリングを受ける場合の費用はかかりません。しかし、NPOや独立してキャリアカウンセリングを営むカウンセラーに相談する場合には費用がかかることがあります。費用としては1時間5,000円程度が相場です。

まとめ

転職が当たり前になった現代では、新卒で入社した企業で一生務めることが当たり前ではなくなり、自分自身でキャリアを構築する必要があります。

ただし、自分だけではキャリア構築が難しいという場合もあるでしょう。このような場合にキャリアカウンセリングを受けることで、自分が知らなかった職業を知って選択肢が増えたり、キャリアプランが作れたりできます。

キャリアカウンセリングには自分ではわからなかった長所を知ることができたり、目的が明確化したりというメリットがあります。キャリアカウンセリングは転職エージェントなどさまざまな選択肢がありますので、目的に合わせて利用してください

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