fbpx

弁護士専門の転職・求人情報サイトならNO-LIMIT

求人を探す 求人紹介はこちら

【弁護士向け】面接時に効果的な逆質問厳選11個|好まれる質問とNG質問・注意点も詳しく解説

更新日: 公開日:

弁護士の転職活動において、面接時の質問/逆質問のタイミングは内定獲得をする上では外せない項目です。

その面接でよくある内容で「何か質問がありますか?」と、逆質問をされることは多いかと思いますが、逆質問の内容や質は転職先への理解度や興味関心の現れにもなります。

逆質問をそのままの意味で捉えると「弊所へ転職するに当たって分からないことはありますか?」という、かなり直球な意味合いが含まれており、逆質問の内容1つでこれまでの面接の印象も大きく変わってくることもあります

今回は、弁護士の転職面接でしてみると良い逆質問の内容や注意点についてご説明していきます。

 

【4月】弁護士の転職・求人なら

logo_minn

NO-LIMIT(ノーリミット)は、弁護士・法務人材に特化した求人紹介・転職支援を行う専門エージェントです。弁護士・法務を積極採用中の事務所・企業求人に加え、ご希望の求人のみをご紹介。

弁護士の求人紹介はこちら

弁護士が面接時にしておきたい逆質問集

早速、弁護士が面接時にしておきたい逆質問の内容について4つご紹介します。逆質問の内容次第で、面接終盤に与える印象も大きく変わりますので、ぜひご自身なりにアレンジして内容の濃い逆質問を準備しておきましょう。

法律事務所の方針や求める弁護士像

弁護士事務所がどのような理念や方針で活動を行っているか?それに伴ってどういう弁護士像を求めているのか?を詳しく聞く逆質問は、「ウチの事務所に興味を持ってくれている」と、好印象を与えることが多いです。

ただ、弁護士事務所の理念はホームページでも記載があることが多いです。ホームページの内容で分かる範囲での逆質問はしないように注意して、「ホームページで○○の理念を挙げられていましたが、具体的にどのような活動をされていますか?」など、一歩踏み込んだ逆質問をしてみるとさらに好印象を与えることができるでしょう。

取扱分野や受任の方法・ビジネスモデル

取扱分野は今後のご自身のキャリアプランも大きく左右してきますので、ご自身のためにも必ず逆質問しておきましょう。こちらもホームページなどの情報でもある程度は分かりますが、実際の件数数や全体の比率などしっかり確認しておくべきです。

また、受任方法についても逆質問しておくことをおすすめします。基本的には広告かWEB集客、紹介かになりますが、ストレス少なく業務を進めていくためには、受任方法や客質も重要な判断基準です。

ただ、受任方法は事務所外には秘密にしているところも多いので、あまり細かく質問し過ぎると逆効果になるケースがあるので注意しましょう。

事務所内の雰囲気や人間関係

事務所の雰囲気や人間関係は、ホームページや外部の情報からは分かりにくい内容です。逆質問で思い切って聞いてみるのも1つの方法です。

特に問題なく円滑に営業しているようであれば、すんなりと回答も返ってくるかと思いますが、何かしら不安な部分があれば、曇りが見られるかもしれません。

事務所の雰囲気については、質問だけではなく、事務所を訪れた時の実際の雰囲気や面接中の会話や態度などをじっくり観察することで分かる部分も多いかと思います。

他にも事前の調べた情報で分からなかった部分や細かく聞きたい部分については、逆質問のチャンスでしっかり確認しておきましょう。

契約形態

契約形態が『雇用形態』か『業務委託契約』かはしっかり確認しましょう。2つの違いで働き方・収入が変わってきます。

時間管理の方法や1日の流れ

若手弁護士の場合、業務委託契約でも細かい時間管理が行われ、働き方に不自由を感じてしまう場合があります。働く場合の細かい時間管理や1日の業務の流れについても確認すると良いでしょう。

具体的な年収

年収については事前情報で知ることができますが、具体的な金額や将来的にどのように変わっていくのかを逆質問で聞いてみても良いです。ご自身が描くキャリアプランと一致しないのであれば、入所も慎重になって良いかと思います。

個人受任の有無

事務所に入所しても、個人事件を扱っていきたいのであれば、事務所内で決められた個人事件の取り扱いのルールや実際に個人事件を行っている弁護士の有無など、積極的に逆質問してみるべきです。

取り扱い案件の比率

例えば、企業法務が何割、離婚案件が何割などが分かれば、どこに注力しているのか、今後していくのかが判断できます。

弁護士会費の負担

弁護士会費は年間数十万円を超える地味に負担が大きい出費となります。事務所側で負担してくれるか自己負担かで大きな違いによるなってきますので、確認できる余地があれば逆質問で聞いておきましょう。

交通費の負担

弁護士会費と同様に交通費負担もどちらが行うのかを聞いておきましょう。弁護士は裁判所や依頼者のもとなど、毎日の移動も多いため、交通費も馬鹿にはできません。今所属している事務所では、当たり前に払ってもらえていた費用でも自己負担になっているケースがありますので、要チェックですね。

事務所の売り上げ

事務所が売り上げを公にすることはまずありませんので、この機会に聞けるなら聞いておくと良いでしょう。当事者意識を持つという意味でも、法律事務所の売上げ把握は良い視点になります。

 

弁護士が逆質問をする時の注意点とNG逆質問

ここまで弁護士の面接時にやっておきたい逆質問の内容を網羅的にご紹介していきました。もちろん、全部の内容を1度の面接で聞くことはできないので、この中からご自身が重視している内容を重点的に逆質問していくようにしましょう。

こちらでは、逆質問をする上で気を付けておくポイントについてご説明します。

事前に知れる情報の逆質問はしない!

上でも触れましたが、面接前に出ている弁護士事務所の情報で分かる範囲内の内容は安易に逆質問しないように気を付けてください。出ている情報を逆質問されると担当者からの印象もマイナスになります。

一方、出ている情報でもさらに突っ込んだ質問であれば問題ありません。例えば、「個人事件を行っている弁護士も多いと聞きましたが、実際にはどのような案件を個人事件として受任されているのでしょうか?」など、得た情報+質問であれば、担当者からの印象も悪くはならないでしょう。

質問数は2~3つで簡潔に

上記でいくつもの逆質問の内容を挙げていきましたが、実際の面接では逆質問も2~3つに絞っておきましょう。

逆質問だけで何十分も時間がかかることは好ましくありませんし、「分からなければとりあえず何でも聞いてくる人」「情報を整理できない人」など、マイナス印象を与えてしまう場合もあります。

ご自身が知りたい情報をしっかり精査して、本命の逆質問は2~3つに留めておきましょう。

条件面ばかりの逆質問はNG

実際、知りたい気持ち・確認しておきたい気持ちは強い項目でしょうが、収入や業務時間などの条件面ばかりの逆質問は「結果を出すことより、与えられることばかり考えている人だ」とマイナスになることも多いです。

条件面は事前に分かることも多いので、しっかり調べてそれでも不明な部分は、逆質問してみたり、面接での会話の中で自然に聞いてみる程度に留めると良いかと思います。

「質問はありません」もあまり印象は良くない

それまでの面接の雰囲気にもよりますが、「何か質問ありますか?」と聞かれた時に「何もありません」と答えることはあまり良くありません。単に「ウチの事務所に興味がないのかな?」と、思わせてしまいます。

その事務所に興味があってしっかり事前調査をしていればしているほど、気になる項目は1つ2つは出てくるはずです。

逆質問したい内容が出てこないようであれば、事前のリサーチ不足か、その事務所への応募がそもそも乗り切りではないのかもしれませんね。

逆質問以外での面接成功ポイントとよくされる質問

ここまで逆質問の内容や注意点についてご説明してきましたが、弁護士採用の面接では、逆質問以外の内容ももちろん大事です。むしろ、逆質問は面接での最後の最後の項目なので、それまでの受け答えで8~9割程度は決まっていると考えていた方が良いでしょう。

すでに他の部分は対策済みだから逆質問について調べていくことだとは思いますが、逆質問以外での弁護士の面接対応のポイントについても簡単にまとめてみたいと思います。

弁護士になった理由・なりたい弁護士

逆質問の内容でもあったように、弁護士事務所の考えと弁護士個人の考えを一致させることはとても大事です。そのことは、採用する側も心得ていますので、面接の冒頭部分で弁護士個人の考えを聞かれることが多いです。

弁護士個人の考えは根底から変えることはできませんので、「困っている人を助けたい」「法律で全て解決できることに興味を持った」など、正直に答えれば問題ありません。

「高校生の時に親の交通事故でお世話になって、そこから憧れるようになった」など、具体的なエピソードがあれば興味を惹くことができるかもしれませんが、無理に話を作る必要もありません。

志望動機

弁護士になった理由とは別に、数ある弁護士事務所から応募先を選んだ理由も必ず聞かれると思って良いでしょう。

こちらも上でもお伝えした通り、弁護士事務所と弁護士個人の考えが一致していることを確認するための質問となります。

ただ単に「○○だから貴所を志望しました」と、志望動機だけを述べるだけではなく、「自分にはこういう考えがある→貴所のこのような考え方に共感した→だから事務所にも貢献して働くことができる」と、自分の考え→志望動機→貢献へのアピールという流れで説明できれば、より良い印象を与えられるかと思います。

退職理由

一方で、前事務所を退職する理由も必ず聞かれると思っておいた方が良いです。何かしらの理由があって退所することになったのでしょうが、転職先も同じような辞め方をしないかどうかは気になる部分です。

退職理由については、条件面の不満や人間関係の悪化など、不平不満を出すことはあまり好ましくありません。スキルアップや新たな分野への挑戦など、前向きな姿勢での退職理由の方が好印象に映ります。

前事務所での実績

前事務所でどのような取り組みを行い、どのような結果を出したのかは具体的に伝わる形でアピールしていきましょう。実績次第では評価も高くなりますし、話しぶりによっては誇りを持って働いているのだと判断してくれる場合もあります。

取り扱った事件の実績だけではなく、事務所内でのコミュニケーションやリーダーシップ、具体的な売上に貢献した実績などもアピールしても良いでしょう。

保有資格

例えば、税理士や中小企業診断士など、弁護士資格以外の資格をお持ちでしたら、十分なアピールポイントになる場合があります。転職先の弁護士事務所で活かせるようなら、積極的にアピールしてください。

一方、特に応募先で役立たない資格のアピールはただの蛇足です。転職先の弁護士事務所でどのような事件を取扱い、どのような弁護士を求めているかをしっかり理解した上で、アピールの必要があるか否かを判断しましょう。

面接の対応は転職エージェントでも相談できる

ここまで逆質問を中心とした弁護士の面接対応についてお伝えしました。最後に、弁護士の転職活動をサポートするヒントをお伝えします。

ずばり転職エージェントの活用です。

応募している弁護士事務所(企業)と求職者の間に入って、求人紹介や調整などを行ってくれます。普段から求職者の対応を行っていますので、転職時のアドバイスについてはプロと言って良いでしょう。

面接対応でのアドバイスもできますし、ここまでご説明した逆質問の内容である程度簡単なものであれば、転職エージェントが直前弁護士事務所に確認して答えてもらうこともできます。

登録は無料で、弁護士業界に特化した転職エージェントもいくつか登場してきています。転職活動をうまくいかせるためにも、ぜひ転職エージェントの有効活用してみてください。

まとめ

弁護士の面接でも終盤には必ず「何か質問はありますか?」と、逆質問されることが多いです。逆質問の内容次第では、これまでの面接での印象を変える一手になることもありますので、しっかり逆質問の内容を複数用意しておきましょう。

逆質問をする際は、事前に知り得る情報を聞くことはNGです。調べてみても分からなかった部分やより詳しく聞きたい内容に決めておきましょう。

転職エージェントを利用すれば、面接対応もできますし、逆質問で聞きたい内容もある程度転職エージェントの方で確認することができるかもしれません。納得いく転職を行っていくためにも、弁護士に特化した転職エージェントをうまく活用していってください。

CONSULTATION WINDOW

転職のお悩み相談窓口

NO-LIMITにLINEで登録