「予備試験の受験を考えているけど、さすがに独学は無謀だから予備校を利用したい…。色んな予備校があるけれども、アガルートが少し気になるなあ。」
司法試験予備試験といえば、法科大学院に卒業していない人が司法試験の受験資格を得るための雄一の手段。
受験資格を得るための試験ですが、その難易度はかなり高く、予備試験に合格できれば、本試験でも合格できるといわれるほどです。
それほどの難関試験に臨むとなると、さすがに予備校の利用を考えますよね。
司法試験予備校は現在だと結構な数があり、そのなかでも「アガルート」の講座が気になっているという人は多いかもしれません。
この記事では、アガルートが提供する予備試験受験生向け講座である「予備試験最短合格カリキュラム」の具体的な内容・料金、評判などについて詳しく解説します。
アガルートの司法試験・予備試験講座全体の特徴や評判を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/
目次
アガルート予備試験最短合格カリキュラムは本当に合格できるの?
予備校が提供する講座やカリキュラムの受講を決めるにあたって、一番大事なのは本当に合格できるかどうかではないでしょうか。
一見すると良さそうにみえる講座やカリキュラムであっても、試験合格に必要な知識や情報が組み込まれていなければ、いくら受講を続けたところで合格には近づきません。
では、アガルートの「予備試験最短合格カリキュラム」はどうかというと、受講して予備試験に合格できる可能性は十分にあります。
まず、そもそもアガルートに関しては、LEC東京リーガルマインドの司法試験指導で高い人気を誇っていた岩崎北斗(工藤北斗)氏が開校した予備校です。
まだ開校から10年経っていませんが、これまでの指導経験やノウハウが生かされたカリキュラムにより、予備試験最終合格率17.7%の高い実績を誇ります。
もちろん、実績を示すのは数字だけではありません。実際にカリキュラムを受講して試験に合格した人も続々と出てきています。
予備試験の勉強を始めた際,大学の講義を受けながら基本書を読む形で進めていました。しかし,予備試験の出題範囲を把握しないまま基本書を読んでいたため,いざ答案を書こうとしても,何を書いてよいのかわからず,勉強方法を見直す必要があると感じました。そこで,評判がよく価格も比較的安価なアガルートの受講を決めました。まず,試験で要求される知識を把握するため総合講義300を受講しました。私は一通り視聴した後,講義の内容があまり頭に残っていなかったため,2周しました。しかし,今振り返ると内容がわからなくても,1周した段階で,問題演習に移行してもよかったとも思っています。
問題演習には重要問題習得講座を用いました。基本的な問題が揃う同講座を何度も何度も繰り返すことで徐々に答案が書けるようになっていきました。また,網羅性も高いため,本番で見たことのない問題が出題されても,現場思考の問題であり,受験生の多くが知らない問題であるはずであると割り切って試験に臨むことができました。そして,気づけば合格していた,という感じでした。
アガルート予備試験最短合格カリキュラムの受講料
予備試験最短合格カリキュラムは、マネージメントオプションをつけるかどうかで受講料とサポート内容が大きく変わります。
マネージメントオプションの有無による受講料・サポート内容の違いは以下の通り。
オプションの有無 | 無し | 通信指導 | ラウンジ指導 |
受講料 | 30%OFF 649,000円 |
30%OFF 1,258,600円 |
30%OFF 1,696,100円 |
通信講座 | 〇 | 〇 | 〇 |
音声ダウンロード | 〇 | 〇 | 〇 |
添削通数 | 約100通 | 約250通 | 約250通 |
ラウンジ利用 | × | × | 〇 |
進捗管理,答案指導等 | × | 〇 | 〇 |
※早期申込価格30%OFF は2023年7月末まで
参考【2023年合格目標】司法試験|予備試験最短合格カリキュラム|アガルートアカデミー
マネージメントオプションとは、プロ講師による個別指導のことで、対面指導を行うラウンジ指導と、Skype等を用いた通信指導の2種類。
一人ひとりに合わせた進捗管理や答案指導などのサポートを受けられるため、マネージメントオプション付きの受講生に関しては、およそ90%の高い学習継続率を誇ります。
費用を抑えたいとなると、オプション無し選びがちですが、プロ講師による個別指導が学習成果に与える影響は少なくありません。
司法試験合格までの具体的な道筋がイメージしづらい初学者ほど効果は大きいので、受講の際は慎重に判断することをおすすめします。
アガルート予備試験最短合格カリキュラムの講座内容
アガルートが提供する「予備試験最短合格カリキュラム」は、試験合格に必要な知識やノウハウを学べる講座すべてをひとまとめにしたプランです。
以下14講座が含まれており、法律知識がゼロの初学者であっても、カリキュラムに沿って約1年間学習することで、予備試験に合格できるように設計されています。
- 総合講義300
- 論文答案の「書き方」
- 重要問題習得講座
- 予備試験 論文過去問解析講座
- 旧司法試験 論文過去問解析講座
- 短答知識完成講座Ⅰ
- 短答知識完成講座Ⅱ
- 司法試験・予備試験短答過去問解析講座
- 法律実務基礎科目対策講座
- 一般教養科目対策講座
- 選択科目対策講座
- 予備試験答練
- 法律実務基礎科目答練
- 論証集の「使い方」
総合対策
予備試験最短合格カリキュラムには、試験に合格するための総合対策として、以下2つの入門・基礎講座が含まれています。
- 総合講義300
- 論証集の使い方
それぞれ確認していきましょう。
総合講義300
「総合講義300」は、その名の通り、合計300時間の講義で試験合格のために必要な法律の基本的知識を身につける講座です。
講義の科目と時間は以下の通り。
【総合講義300の講義時間】
- 法律の基礎知識:約4時間
- 憲法:約50時間
- 行政法:約36時間
- 民法:約61時間
- 商法:約31時間
- 民事訴訟法:約30時間
- 刑法:約48時間
- 刑事訴訟法:約40時間
また講座には、各科目(法律の基礎知識を除く)の講義テキスト7冊+論証集7冊の計14冊の教材が含まれています。
引用元:2020司法試験|総合講義300(入門講座・基礎講座)|アガルートアカデミー
300時間と聞くと少なく感じる人もいるかもしれませんが、法律の知識は一度見聞きした程度では定着しません。
繰り返し学習することを前提としたうえで、必要かつ十分な知識量を凝縮した講座となっています。
論証集の使い方
もう一つの講座は、論証集の使い方です。初学者の人だと、「論証集」という用語は聞き馴染みがないかもしれません。
論証集は、ある法律の論点が問題となる場合に、論じなければならない事項をまとめたものです。
論証パターンを知っているかどうかで、論文式試験での時間の使い方が大きく変わるため、司法試験を受けるうえでは必須のツールといえます。
ただ論証集の使い方を誤ってしまうと、合格水準に満たない答案ばかりを作成する要因になりかねません。
なので、論証集の使い方の講義で、正しい知識を身につける必要があります。
【論証集の使い方の講義時間】
- 憲法:約6時間
- 行政法:約2時間
- 民法:約7時間
- 商法:約3時間
- 民事訴訟法:約3時間
- 刑法:約6時間
- 刑事訴訟法:約3時間
- 合計:約30時間
短答対策
予備試験最短合格カリキュラムに含まれている短答対策の講座は全部で3つ。
- 短答知識完成講座Ⅰ
- 短答知識完成講座Ⅱ
- 司法試験・予備試験短答過去問解析講座
それぞれ確認していきましょう。
短答知識完成講座Ⅰ
短答知識完成講座Ⅰは、司法試験・予備試験双方の短答式試験で出題される憲法・民法・刑法の3科目が入った講座です。
【短答知識完成講座Ⅰの科目別講義時間】
- 憲法:約5時間
- 民法:約10時間
- 刑法:約5時間
- 合計:約20時間
3科目合計の講義時間が約20時間、かつ、テキスト1冊という少ない分量ながら、短答式試験特有の細かい知識を補完するができます。
短答知識完成講座Ⅱ
短答知識完成講座Ⅱは、予備試験の短答式で出題される行政法,商法,民事訴訟法,刑事訴訟法の4科目が含まれた講座です。
【短答知識完成講座Ⅱの科目別講義時間とテキスト数】
- 行政法:約29時間、テキスト2冊
- 商法:約32時間、テキスト2冊
- 民事訴訟法:約30時間、テキスト2冊
- 刑事訴訟法:約29時間、テキスト2冊
- 予備試験令和2年単年度:約3時間、別冊子
- 合計:約123時間
引用元:司法試験 短答知識完成講座Ⅱ 行政法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法|アガルートアカデミー
試験で実際に出題された過去問を体系的に整理したテキストを用いて講義を行うので、知識だけでなく、正しい問題の解き方や技術も身につけることができます。
司法試験・予備試験短答過去問解析講座
司法試験・予備試験短答過去問解析講座は、司法試験と予備試験の短答式試験で出題された憲法・民法・刑法3科目すべての問題(サンプル問題、プレテスト含む)について、解説した講座です。
【司法試験・予備試験短答過去問解析講座の科目別講義時間とテキスト数】
- 憲法:約24時間、テキスト2冊
- 民法:約38時間、テキスト2冊
- 刑法:約28時間、テキスト2冊
- 令和2年単年度:約3時間、別冊子
- 合計:約93時間
短答式試験では,過去問の肢と同様の内容が繰り返し問われているので,過去問をしっかりとマスターすることで、試験合格に必要な知識を身につけることができます。
論文対策・答練
論文対策・答練は、司法試験・予備試験に合格するための最重要事項だけあって、アガルートでもかなり力を入れて講座が作られています。
- 論文答案の「書き方」
- 重要問題習得講座
- 旧司法試験・予備試験型答練
それぞれどういった内容の講座なのか確認していきましょう。
論文答案の「書き方」
論文答案の「書き方」は、これまで答案を書いたことがない、答案作成に慣れていない人向けの講座です。
全32回の講義と31通の答案作成、オンライン添削を通じて、論文答案の書き方を一から学ぶことができます。
【論文答案の「書き方」の講義回数】
- 書き方の基礎1回
- 憲法5回
- 行政法4回
- 民法5回
- 商法4回
- 民事訴訟法4回
- 刑法5回
- 刑事訴訟法4回
- 合計32回
この講座を受講するにあたって、法律の基礎知識が定着していないうちは受けても意味ないのではと思う人もいるかもしれません。
ですが、論文式試験を突破するための力を身に着けるには、一定期間の訓練を要します。
なので、学習初期の段階から受講したほうがよく、また講義では答案作成を行う問題について、あらかじめ解説してくれるため、基礎知識が定着していない人でも安心して受講できるよう設計されています。
重要問題習得講座
重要問題習得講座は、約450問の問題演習と約65時間の講義を通じて、論文問題を素早く処理する力を身につけるための講座です。
【重要問題習得講座の講義時間とテキスト数】
- 憲法:約10時間、1冊
- 行政法:約6時間、1冊
- 民法:約12時間、1冊
- 商法:約9時間、1冊
- 民事訴訟法:約9時間、1冊
- 刑法:約10時間、1冊
- 刑事訴訟法:約9時間、1冊
- 合計約65時間、計7冊
工藤北斗講師が試験での出題実績を踏まえ選定した、1科目あたり40問~70問程度の基本知識・基本論点を問う重要問題を繰り返しこなすことで、正確な論文処理力を短時間で効率よく身につけることができます。
旧司法試験・予備試験型答練
旧司法試験・予備試験型答練は、これまでにインプットした答案作成の知識やテクニックを,実践形式でアウトプットすることを目的とした講座です。
この答練で提供される全28問(法律基本科目7科目×4回)の問題は、すべてアガルートで作成したオリジナル。
予備試験や新旧司法試験を徹底的に分析した上で、出題予想論点の選定行っているため、本番にかなり近いレベルの問題演習が行えます。
過去問解析
予備校の講師だけでなく、試験合格者の多くが口をそろえて言うほど、司法試験・予備試験対策で欠かせない過去問解析と演習。
当然アガルートでも、過去問の講座には力を入れています。
【予備試験最短合格カリキュラムに含まれている過去問講座】
- 旧司法試験論文過去問解析講座
- 予備試験論文過去問解析講座
それぞれ講座の内容を確認していきましょう
司法試験論文過去問解析講座
旧司法試験論文過去問解析講座は、平成元年~22年までの旧司法試験の過去問22年分(一部除外)と昭和の良問について、工藤北斗講師による解説が受けられる講座です。
【旧司法試験論文過去問解析講座の講義時間と掲載問題数】
- 憲法:44問
- 民法:41問
- 商法:32問
- 民訴法:40問
- 刑法:48問
- 刑訴法:40問
- 各科目7~10時間程度、合計約50時間
現在はすでに新司法試験に移行しており、廃止された旧司法試験の過去問をやっても、意味がないのではと感じる人もいるかもしれません。
ですが,旧司法試験の問題は短いながらも非常に練られた良問も多く,予備試験や司法試験でも類似の論点や内容が出題されることも少なくないので、高い学習効果が期待できる教材といえます。
予備試験論文過去問解析講座
これまでに予備試験で出題された論文式の全過去問について,解析する講座です。
予備試験で行われる論文式試験は、問題によっては,司法試験よりも高度な内容のものがあります。
また予備試験で問われた論点と類似した問題が司法試験で出題されることも多く、司法試験の合格を目指すうえでは、過去問の分析・演習が必要不可欠です。
予備試験論文過去問解析講座では、過去問1年分につき約5時間と、解説がコンパクトにまとめられているため、要領よく学習を進めることができます。
法律実務・一般教養対策
法律基本科目の勉強に追われてしまい、予備試験でしか出題されない法律実務基礎科目や一般教養科目の対策まで、手が回らないという受験生は少なくないかと思います。
どちらも配点の比重は低くないため、試験の合格を目指すのであれば、対策をしないというわけにはいきません。
アガルート予備試験最短合格カリキュラムには、法律実務基礎科目や一般教養科目対策の講座も含まれています。
- 法律実務基礎科目対策講座…約27時間
- 法律実務基礎科目答練…全4回
- 一般教養科目対策講座…約10時間
どの講義も短時間で効率よく知識を習得できるよう設計されているため、主要科目の学習をおろそかにしなくて済みます。
選択科目対策
2022年から予備試験の論文式試験で一般教養科目が廃止され(択一式はそのまま)、選択科目が導入される予定です。
その対策のための講座もアガルート予備試験最短合格カリキュラムには含まれており、知識のインプットから過去問演習まで対応しています。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/shiho/
アガルート予備試験最短合格カリキュラムの特徴6つ
アガルートの予備試験最短合格カリキュラムと似たような講座は、他の予備校でも提供されており、結局は値段以外で比較のしようがないと感じる人は多いかもしれません。
この項目では、予備試験最短合格カリキュラムの特徴を紹介します。
試験の研究と指導経験に基づいた合理的なカリキュラム
予備試験最短合格カリキュラムは、司法試験と予備試験の徹底研究を行い、アガルートの講師陣や教材制作専門スタッフが何度も協議を重ねた上で設計されたものです。
アガルートアカデミーを立ち上げた代表の岩崎北斗氏は、元々他の大手資格試験予備校の人気講師でした。
ですが、前の予備校で感じていた経営課題や不合理を一講師として改善するのは難しいとして独立。その当時感じていた不合理の改善点を仕組みやコンテンツに落とし込んでできたのが、現行のアガルートアカデミーです。
そうした講師自身の経験や研究成果がふんだんに盛り込まれているからこそ、アガルートの受講生は無駄な学習の寄り道をすることなく, 最短距離で予備試験の合格を目指すことができます。
魅力的な合格特典と割引制度
司法試験予備校を選ぶにあたって、やはり値段がネックに感じるという人は少なくないかと思います。
アガルートの予備試験最短合格カリキュラムには、さまざまな割引制度が用意されているので、うまく活用できれば、受講料を通常価格よりも抑えることが可能です。
予備試験最短合格カリキュラム限定の割引は以下の通り。
割引制度名 | 割引率 |
友人紹介制度 | 予備試験最短合格カリキュラムに申込済の人が友人に紹介しその人が申込した場合 紹介した人:現金2万円キャッシュバック 紹介された人:受講料5%OFF |
グループ割 | 3名以上5名未満:10%OFF 5名以上10名未満:15%OFF 10名以上:20%OFF |
他資格試験合格者割引 | 下記資格試験の合格者には10%OFF
|
他校乗換割引制度 | 他の予備校等で初学者向け講座(入門講座,基礎講座等を受講していた場合、10%OFF |
家族割引制度 | ご家族の方がアガルートアカデミーの有料講座の受講生である方を対象に、本カリキュラムを通常価格の5%OFFで販売いたします。 |
参考:予備試験最短合格カリキュラム限定割引|アガルートアカデミー
また、費用面の援助という意味では、合格者特典も見逃せません。
なんと、予備試験最短合格カリキュラム受講者が予備試験に合格した場合、アガルートの司法試験講座で利用できる20万円相当分のポイントがもらえます。
合格特典の利用には、いくつか条件はあるものの、司法試験対策にかかる費用が抑えられるので、予備試験にできた場合は利用して損はないでしょう。
詳細で計画的な学習スケジュールですべきことが明確
予備試験合格のために勉強しなくてはならないことは、膨大かつ多岐にわたります。
そのため、自身で学習スケジュールを組み立てるだけでも一苦労であり、せっかく作ったとしても穴がないとは言いきれません。
ですが、予備試験最短合格カリキュラムでは、すでに詳細で計画的な学習スケジュールが用意されています。
引用元:アガルートアカデミー
受講生は基本的に用意された学習スケジュールに沿って進めていけばよいので、勉強だけに集中することができるでしょう。
約100通におよぶ論文答案の添削指導が受けられる
予備試験で合格するために、最も重要なのが論文式の対策です。論文式試験の対策なくして、予備試験に合格することはまず不可能といってよいでしょう。
とはいえ、ひたすらに答案を作成していても、合格水準を満たすレベルにはたどり着けません。ただ答案を作成するだけではなく、適切な添削指導を受けてこそ、合格レベルの答案を書くことができます。
予備試験最短合格カリキュラムでは、約100通にも及ぶ論文添削指導が受けられます。マネージメントオプション付きなら,なんと約150通です。
適切な添削指導のもと、数多くの答案作成をこなせば、高い論文力を身に着けることができるしょう。
フルカラーテキストだからわかりやすい
予備試験最短合格カリキュラムに含まれているインプット講座のテキストは、すべてがフルカラーかつ、適宜図や表が挿入されています。
なので、文字だけのテイストだと内容が理解しきれるか不安という人でも、安心して受講することができます。
しかも、基本的にアガルートが提供するテキスト1冊当たりの分量は、それほど多くはありません。
なので、カバンに入れて持ち運びやすいですし、分量の多さに嫌気が差して途中で投げ出す事態になる可能性が少なく済みます。
こだわりの講師陣
アガルートで講義や個別指導を担当する講師は,全員が新司法試験の合格者です。
なぜ新司法試験合格者だけで揃えているのかというと、旧司法試験との傾向の違いを考慮してのこと。
講師全員が新司法試験の合格者だからこそ、試験でどんなところが狙われやすいのか、受験生がつまずきやすいポイントなどを熟知しており、適切な学習サポートが行えます。
特に代表である岩崎北斗講師は、新司法試験を上位合格後は、司法試験の受験指導に特化しており,他の予備校講師とは比較できないほどの経験やノウハウ、実績を有しています。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/shiho/
アガルート予備試験最短合格カリキュラムの口コミ・評判
アガルートの予備試験最短合格カリキュラムが、本当に素晴らしいサービスであると確認するには、公式サイトやパンフレットの情報だけでなく、実際の利用者による口コミも欠かせません。
この項目では、予備試験最短合格カリキュラムに関する良い・悪い口コミ双方をまとめたので、確認していきましょう。
良い口コミ
アガルートが提供する予備試験対策講座の良い口コミにはさまざまありますが、なかでも多かったのが重要問題習得講座に関するものです。
今日アガルートのマネオプの受講相談にて重問の良さを理解し結局購入。
— jjjjj (@panpannewzie) November 4, 2020
司法試験合格まで有効活用しないといけないな。
矢島先生の講座で知識やテクニックを学びアガルートでひたすらアウトプットするぜい
大丈夫ですよ。予備合格のアガルートでの教え子(個別指導、ラウンジ生)はみんな重問予備過去(人によっては司法過去もですが)で受かってます。モノは揃ってますから、あとはどうやるかです。全起案は重いので、個…
— 元ぎゃるお先生(司法試験予備校講師) (@yudai1122yudai) November 3, 2020
続きは質問箱へ #Peing #質問箱 https://t.co/ZsLNx8eLoE
今の私が真っ白な状態で予備試験の講座を選ぶなら、BEXAで吉野先生の基礎講座、アガルート重問、高野先生の過去問だとおもう。何なら今からこれでやりたい気すらある。
— ゆう(予備試験受験生) (@Yustadium) September 5, 2020
アガルート重要問題習得講座を改めて答案構成と解答例の読み直ししてるけど凄いわこれ....予備試験最短合格あり得るかもしれん。。。
— Kei@司法試験勉強(国際法選択)アカ/合格するまで全人生を投入→起業 (@keitoai0220) August 29, 2020
指導受けてて、ん?って思うこともありましたが、とってよかったです。
— こーん (@Corn_Law_) August 16, 2020
週一で次週までの課題決めて、論文も添削してもらったので、ペースメーカーとしてめちゃくちゃ助かりました。論文は知識のある人でないと判断つかないものも多いですし…
1年で受かったら全額返ってくるのもモチベの1つです笑
よくない口コミ
良い口コミが多数ある一方で、講義やテキストの内容に不満を持つ声も一部で言受けられました。ただ単純に内容が良くないというよりも、相性的な問題と感じている人が多いようです。
アガルートの重問行政法って、行政裁量に関する問題が少なくありませんか?? — 少ないですね。予備と本試験の過去問をやり込みましょう。 https://t.co/0brCHQsajz
— えるにえ (@Ernie2326) April 8, 2019
アガルートテキスト基本的にわかりにくい
— 司法試験受験生 (@knouam) March 22, 2017
アガルートのところで良いのはまがりなりにも初学者から司法試験合格まで曲がりなりにも必用なものはそろえているところか
https://twitter.com/nailon1710/status/1299306334400049153?s=20
アガルート論文の民法、途中だけど刑訴ほどの感動はない。問題文のクオリティが微妙であるにもかかわらず、問題へのアプローチについて解説が若干多くて迂遠な印象。脳内リソースを消費する「問題を読む」という負担をなるべく減らそうという努力は買うけれども。
— アシャースト (@ashurst_study) August 15, 2020
アガルートは論証集が痒いところに手が届いて役に立つけれど、答案例や演習は微妙だと思ってる。
— せなふ (@senh_law) June 20, 2019
アガルートの司法試験無料講座を聞く限り自分には合わない(続ける自信がない)
— T@77期司法修習 (@bar_examination) May 19, 2020
-重要ポイントが分かりにくい
-話すペースが聞き手の理解スピードの考慮不足
-テキストのどこを見るべきかしばし迷う
-どこまで1週目で理解すべきか謎
-未習用語がしれっと出てきて混乱
-講師がカメラでなく下を向きがち
アガルート予備試験最短合格カリキュラムの利用が向いている人
どれだけ評判の良い予備校でも、万人受けすることはまずありません。なので、予備試験最短合格カリキュラムが合わない人も当然出てきます。
カリキュラムを購入する前に気づければよいですが、気づいたのが購入後であった場合は、不満を抱えたままの受講となり、期待した学習効果が得られないかもしれません。
あくまでも一例ではありますが、以下のいずれかに項目に多く当てはまる人であれば、カリキュラムを受講して満足できる可能性は高いでしょう。
- 白黒ではなくフルカラーのテキストで勉強したい人
- 手厚い答案作成指導を受けたい人
- 学習スケジュールを自分で作成するのが苦手な人
- 予備試験合格に必要な講座がひとまとめになったものを購入したい人
- 実績、指導経験が豊富な講師の講義を受けたい人
- 口コミ評価が高い講座を受講したい人
- 途中で挫折しないように第三者のサポートを受けたい人 など
反対に当てはまる数が少ない、まったくない人はもう一度よく検討してから購入したほうがよいかもしれません。
アガルート予備試験最短合格カリキュラムを受講する際の注意点
アガルート予備試験最短合格カリキュラムを受講する場合に気をつけてほしいのが、講座すべてを1週するのにこだわりすぎないことです。
確かに、カリキュラムの講座すべてが終わるに越したことはないですが、1度講義やテキストをやっただけでは、内容が知識として定着しません。
カリキュラムすべてを1周したという満足感は得られるでしょうが、試験にはうろ覚えの状態で臨むことになるでしょう。
なので、試験合格のためには繰り返しの学習が大事になりますが、そうなると今度は時間が足りません。
要するに、試験合格には学習内容の取捨選択も大事になるということです。
やみくもに全部終わらせようとするのではなく、学習進捗の状況を確かめながら、試験合格に必要な対策を優先して取り組みましょう。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/shiho/
アガルート予備試験最短合格カリキュラムの受講時によくある質問
予備試験最短合格カリキュラムの値段は決して安くはないので、できれば受講前に細かな疑問点まで解消しておきたいですよね。
この項目では、予備試験最短合格カリキュラムの受講時によくある質問をまとめました。
紙のテキストは送られてきますか?送られてくる場合は受講開始後からどれくらい?
アガルートでは紙媒体のテキストを使用していますので、当然送られてきます。
もちろん、追加で費用が発生したり、自身で印刷したりする必要はありません。、また紙だけでなく、WEB上でテキストを見ることも可能です(PDFはなし)。
発送に関しては、申込時点ですでに講義の配信が開始されている場合は、入金確認後の翌営業日の発送。
まだ配信開始していない講義のテキストについては、発送スケジュールに合わせて送られてきます。
講義の視聴開始はいつから?またいつまで見られるの?
講義は入金確認後すぐに視聴することができます。
視聴期限に関しては、「【2022年合格目標】司法試験|予備試験最短合格カリキュラム」だと、一部講座を除き2022年12月31日までです。
ただし、カリキュラムに含まれている講座はすべて音声ダウンロード可能で、それについては視聴期限がありません。
答案の添削はマネージメントオプション付きでないと受けられない?
マネージメントオプション付きでない予備試験最短合格カリキュラムでも、オンライン添削は受けられます。
ただ,添削可能通数が,マネージメントオプション付きが150通程度、そうでないものが100通程度と異なります。
アガルートと他社予備試験合格プランとの比較
アガルートと主な司法試験予備校3社の予備試験経由合格プランの価格やサービスの特徴を以下でまとめました。
講座名 |
|||
価格 |
649,600円 |
142,780円 |
1,102,870円~ |
特徴 | ・司法試験合格者の3人に1人が利用する予備校。 ・経験・研究に裏付けされたカリキュラムが魅力。 |
・運営コストを極限まで削減することで驚きの低価格を実現。 ・オンラインだからスキマ時間に勉強がしやすい。 |
・老舗の司法試験予備校。 ・40年以上の指導経験を活かした安定のサポートが期待できる |
公式サイト |
より詳しく他の司法試験対策予備校の特徴や評判を知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
まとめ
アガルートの予備試験最短合格カリキュラムは、一見すると高いと感じられるかもしれませんが、値段以上少なくとも相応の価値があるサービスだといえます。
マネージメントオプションについては必ずしもつける必要はないですが、自分の力だけで計画的に学習を進めていくのが不安だという人はつけることをおすすめします。
どうしても踏ん切りがつかない人は、受講しないのも一つの選択肢です。やり切れる覚悟がない状態で受講を始めても、試験合格は難しいでしょう
まずは市販の基本書や参考書などで学習を進めつつ、自身の気持ちを整理してみると良いかもしれません。
【初学者におすすめの司法試験関連書籍】
- 司法試験答案作成入門
- 伊藤真の〇法入門
- 伊藤塾呉明植基礎本シリーズ(GOシリーズ) など
気持ちの整理がつき、試験への覚悟ができたときは、ぜひアガルートの予備試験最短合格カリキュラムを検討してみてください。