TMI総合法律事務所は、1990年開設の法律事務所です。したがって、比較的新しい法律事務所といえるでしょう。2020年4月1日現在、448名の弁護士が在籍。取り扱う分野は多岐にわたり、国外の弁護士事務所とも連携し、グローバルな側面を有しています。

このようなTMI総合法律事務所について、事務所の概要や、どのような弁護士を求めているのか、年収、口コミ等を紹介します。

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TMI総合法律事務所の概要

TMI総合法律事務所は1990年の開設以来、他事務所との合併をせずに急速に成長してきた事務所です。最近は日本でいわゆる四大法律事務所と呼ばれる、

  1. 西村あさひ法律事務所
  2. 長島・大野・常松法律事務所
  3. 森・濱田松本法律事務所
  4. アンダーソン・毛利・友常法律事務所

の中に加わるほどの法律事務所となり、現在は五大法律事務所といわれるほどです。

所在地 主事務所
〒106-6123
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー23階
弁護士の所属人数 448名(2020年4月1日 時点)
設立 1990年10月1日
論文・著書 「クッキーが使えない!『狙い撃ち広告』の曲がり角」(週刊東洋経済)
「新型コロナウイルスをめぐる諸問題」(月刊プロパティマネジメント)
「特集令和元年改正会社法の要所 まずは全体像を捉える 改正会社法の理解のしかた」(税務弘報) など
代表弁護士 田中 克郎
公式ホームページ http://www.tmi.gr.jp/

TMI総合法律事務所は、「新しいことにチャレンジする」「顧客のニーズに応える」といったことを創業以来理念として掲げている事務所です。

複数の外国の大手弁護士事務所との業務提携関係を持っているというグローバルな側面を持ち、自由な雰囲気の中で弁護士以外にも弁理士、司法書士、行政書士、翻訳スタッフ等とのコミュニケーションを通して連携し、案件ごとに顧客のニーズに応えられるような体制を敷いています。

TMI総合法律事務所で取り扱う分野

TMI総合法律事務所では、様々な法律分野の案件や企業の案件など、多岐にわたる案件を取り扱っています。

具体的には、一般企業法務やM&A、アライアンス等のコーポレート系の案件、ファイナンス系、知的財産関係、争訟業務、独占禁止法・労働法系の案件、メディア・IT・エンタメ・スポーツ関連の案件、国際法務案件など、様々あります。

TMI総合法律事務所の採用傾向|求める弁護士像

就職、転職にあたって、就職・転職先の法律事務所がどのような採用傾向を有しているのか知っておく必要があります。TMI総合法律事務所は、どのような弁護士を求めているのでしょうか。

求める人物像

TMI総合法律事務所は、「向上をこころがける」「人の和をはかる」「希望と計画を持つ」「品格とスタイルをそなえる」「健全な管理を行う」「共通の価値観をもつ」を綱領として掲げています。この綱領に共感する方を求めているといえるでしょう。

また、TMI総合法律事務所は、自由な雰囲気の中で円滑なコミュニケーションをとって、他の士業とも連携しながら各案件に取り組んでいきます。したがって、一緒に働くメンバーの多様性を尊重すると共に、円滑なコミュニケーションをとれる方が求められるといえます。

さらに、複数の外国大手弁護士事務所との業務提携を行っていることからすると、英語でコミュニケーションをとる必要があるといえます。

中途採用について

TMI総合法律事務所では、国内・国外を問わず、熱意と優れた知識経験を持つ弁護士の中途採用を行っております。また、若手弁護士の中途採用も行なっております。具体的には、司法修習修了後4年目までの弁護士で以下に当てはまる方を積極的に採用しています。

  • ・現在従事している業務の幅を今より広げたい方
  • ・TMI総合法律事務所の優れた環境でさらに成長したい方
  • ・TMIの掲げる理念に共感した方

現在、他の法律事務所や企業・官公庁等で仕事をしている弁護士の方で、上記に当てはまる方は中途採用に申し込むことができます。

司法修習生受け入れ・新人弁護士採用について

TMI総合法律事務所では、司法試験合格者や司法修習生を対象として、個別訪問の申し込みを受け付けています。

法科大学院卒の司法試験合格者は、顔写真と学部及び法科大学院の成績証明書が必要です。予備試験経由の司法試験合格者は、顔写真と学部の成績証明書、予備試験の成績通知書が必要になります。

また、法科大学院生や予備試験合格者を対象としてサマー・アソシエイトやスプリング・アソシエイト、ウィンター・アソシエイトを行っています。

TMI総合法律事務所の弁護士の年収

TMI総合法律事務所の給与は、公式ホームページ上では公開されていません。しかし、TMI総合法律事務所は、もともといわゆる「四大法律事務所」といわれてきた事務所に名を連ね、「五大法律事務所」といわれるようになってきているため、5大法律事務所を含む大手事務所の年収を参考にするとよいでしょう。

一般的に、四大法律事務所のパートナー弁護士であれば、年収は数千万円~数億円になると言われています。

また、アソシエイト弁護士であれば大手事務所なら初年度から年収1,000万円は超え、10年勤めれば5,000万円になることもあると言われています。

TMI総合法律事務所は上記の五大法律事務所(大手法律事務所)にあたりますので、やはり弁護士の中でも年収は高いといえるでしょう。

実際にその会社に勤務する方のデータを基にした口コミサイト等では、

給与額 年度 備考
800万円程度 2014年度 新卒
900万円程度 2016年度 新卒
1000万円程度 2016年度 新卒
1000万円強 2017年度 在籍3~5年
1300万円 2019年度 在籍5~10年

といった情報が見受けられます。
参考:Openwork

TMI総合法律事務所に転職するには

TMI総合法律事務所は、現在、知的財産・M&A・ファイナンス等の様々な分野において弁護士のみならず、他の士業・スタッフ等とも連携して、チームで一体となって案件に取り組んでいます。得意分野をさらに広めつつ、欧米の法律事務所と共同で事業を進めていくということを目指しています。

そのため、こういった理念に共感し、TMIを発展させていこうと考えている方や、特定の分野について優れた知識・経験を有している方を求めているといえるでしょう。

TMI総合法律事務所の公式ホームページにて、採用に関する問い合わせ先のメールアドレスが記載されているため、まずは連絡を取ってみるのがよいでしょう。

TMI総合法律事務所に転職する際の注意点

TMI総合法律事務所に転職するにあたっては、注意すべき点がいくつかあります。

まずは、現在勤務している法律事務所、官公庁等を退職する理由を明らかにすることが重要になってきます。これが明らかになっていなければ、自分がどのような転職先を求めているのかはっきりとせず、その転職先が本当に自分に合ったものといえるのか疑いが残ってしまう可能性があります。

そして、TMI総合法律事務所の理念、雰囲気、特徴等を十分に理解することが必要です。TMI総合法律事務所は、公式ホームページにて職場環境やオフィスツアー等のコンテンツを提供しており、これらを見ておくことは、事務所の理念、雰囲気、特徴等を理解する一助となるでしょう。

年収や福利厚生も重要な要素です。これらについては、公式ホームページ上では公開されていませんが、知り合い等のツテがある場合には情報を入手しておくのが良いでしょう。

さらに、口コミサイト等で、生の声を知っておくことも重要です。

TMI総合法律事務所の口コミ

以下に、TMI総合法律事務所に関する口コミを紹介します。

あくまで一部の例ですが、ご紹介します。

好意的な口コミ

弁護士に関して

よく四大と比較されるが、事務所としてそこを目指しているわけでは必ずしもなく、いまだベンチャー的な冒険心溢れる事務所であり、新しいことをやりたい、という人が多い。内部での熾烈なパートナー昇格争いとは無縁の事務所で、それなりにちゃんとした人であれば、しっかりやっていけばゆくゆくはパートナーになれる。それゆえか、社内の人間関係はよい。
引用元:https://lawyers-info.com/2019/10/27/tmi/

初任給はいわゆる四大基準(1200万円)には届かないものの、毎年150〜250万のベースアップがあるため、下記労働環境を照らし合わせれば悪くない。繁忙度入力システム(レベル1〜5)があり、パートナーはそれを見てアサインする。アソは業務量の調整ができる。働きたい人はバリバリ働けるし、休みが必要な人は休める、個々人の希望に沿った働き方ができる。
引用元:https://lawyers-info.com/2019/10/27/tmi/

お互いに仲良くやって、コミュニケーションを多くとって、帰属意識を高めながらやっていこうという意気込みが強く感じられる。一部のパートナー弁護士の力が強く、意思決定の速さが強みの一つであるといえる。
引用元:openwork

スタッフに関して

いわゆる総合職ではなく、職種での採用のため、異動による職種変更がないので自分が希望するキャリアを継続できます。また、転居を伴う異動もないので安心してライフプランを考えることできて助かります。
引用元:カイシャの評判

産休育休は取得しやすく、保育園が確保できるまで育休を延長できるのはよい点です。職場復帰もしやすい環境だと思います。
引用元:はたらくホンネ

体育会系企業ではあるものの、人数が多く、多様な人がいることに対して理解があり、寛容であるため、このような体質が肌に合わなかったとしても、居心地の悪さを感じることは少ない。
引用元:openwork

良いとは言えない口コミ

弁護士に関して

4大の先生方に話を聞くとやはり仕事のクオリティが2.3段落ちるらしい。給与も初年度1000万と4大に比べると低い。個人受任が禁止なのもマイナス。それ故か、予備合格でここを第一希望に選ぶ人は希有。
引用元:https://lawyers-info.com/2019/10/27/tmi/

「ユニーク」であると自称しているが、実際は昭和の香りがする昔懐かしい事務所である。それをどう評価するのかは各人の自由であるが、自称と内実が乖離しているため評価できない。
引用元:https://lawyers-info.com/2019/10/27/tmi/

トップをはじめとするスタートアップメンバーを中心とした仲良し集団的側面があり、体育会系であるという印象を受ける。トップに対する意見の言いにくさがある。
引用元:openwork

スタッフに関して

担当する弁護士や、扱う業務内容・分野を、秘書自ら選べる・希望できるものではない(担当する弁護士・配属される部署等による)ため、希望していたものと違う時に、やりがいを見失い、転職や退職を選ぶ人がいる。 担当する弁護士が扱う業務分野によって、秘書の業務内容は全く異なることもある。忙しさや働き方、時には空気感まで、同じ会社ないでことなる。
引用元:openwork

貢献度評価を入力の上、上司がそれに対して評価をすることになったいる。評価項目が抽象的なのでフィードバック面談での評価も抽象的であり、具体的な改善点や評価点は分からない。労務委員会の采配するところが大きいので、連休に有給つけたり、遅刻が数回あるとそれだけで評価が下がってしまう。
引用元:カイシャの評判

まとめ

TMI総合法律事務所は、1990年の事務所設立以来、他事務所と合併をせずに成長してきた法律事務所です。

いわゆる「五大法律事務所」と呼ばれるだけあって、やりがいが大きく年収も良い法律事務所です。一方で、それなりの激務を耐え抜く必要もあります。「ユニークな法律事務所」としてクライアントに貢献するという特徴があります。

スタッフ同士が共通の価値観を共有し、一体感の事務所を目指しています。自分が就職・転職する先に何を求めているのかをよく考え、自分の就職・転職先としてふさわしいかどうかを考えることが重要になります。

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