転職体験談3

編集部:本日はよろしくお願いします。まずは、簡単なご経歴を伺いできますでしょうか?

T先生大学卒業後、一度は銀行員として働いていました。

しかし、学生時代にあるテレビ番組で企業再建弁護士の特集を拝見し「いつかは弁護士になりたい」と考えていたこともあり、ロースクールへ入学し、3回目の司法試験で弁護士になりました。

修習が始まった1月頃から就職先となる事務所探しを開始しましたので、周りと比べてゆっくりなスタートでしたが、ご縁あり企業法務を主に扱う事務所へ入所しました。

今思うと、修習時にはひまわり求人と口コミを元に事務所を探していましたので、給与記載がないなどの求人情報に不安を感じつつも面接に行っていた記憶があります。(笑)

企業法務事務所からの転職活動について

編集部いつ頃から転職を検討していらっしゃったのですか?

T先生正直にお話しすると、実は入所してすぐに考え始めていました。

修習時代お世話になった修習先の法律事務所と、入所した法律事務所では、雰囲気のギャップが大きく、後者は「自分には合わないな…」と感じたのがきっかけですね。

編集部:具体的にはどのようなギャップがありましたか?

T先生修習先の事務所は「昔ながらの法律事務所」といった環境で、直接対面で所内コミュニケーションを取る事務所でした。

これに対して、弁護士登録後に入所した事務所はオンラインツールでのやり取りがメインでした。

対面でのコミュニケーションが圧倒的に少なく「価値観や雰囲気が合わない」と感じはじめ、3ヵ月で突発的に辞めてしまいました。

編集部転職を決意してから、どのような方法で情報を集めましたか?

T先生まずは事務所で利用していた広告サービスの営業担当の方に相談し、転職エージェントを紹介してもらいました

その他にも「弁護士 転職」「法律事務所 転職」などの検索で、上位に出てきたエージェントに登録して、相談してみました。

「すでに事務所を辞めてしまっていること」が転職活動の妨げになっているのは、この時点でエージェントさんから言われて気が付きましたね…。

転職エージェントの利用について

編集部転職エージェントを使用するメリットはどのような点でしたか?

T先生まずは求人数が多いことです。

個人ではアプローチできない事務所でも直接推薦してもらえるのは、利用する大きなメリットだと思います。

また、エージェントに相談する中で転職の難易度に気づかされました。事務所の中にいると、なかなか外の環境を知ることができないので、事務所ごとの分析も難しく…

同期とも雑談程度の話をするだけでしたので、情報収集という感じでありませんでした。

そのため、色々ヒアリングいただいて自分の性格やカラーを見て合いそうな事務所を提案してもらえたのは、本当に助かりました。

当時は20~30事務所ほど提案していただき、そのうちの10事務所ほど実際に会ってお話を伺いました。自分の要望ともおおむねマッチしていましたので、選びやすかった印象があります。

編集部転職エージェントを使用するデメリットはありましたか?

T先生選考日程の調整に時間がかかることでしょうか…

ひまわり求人であれば、自分で応募してすぐに返答が来ますが、エージェントを経由することでスピード感は落ちます。

転職先を選ぶには、とにかく多くの事務所や企業を見る事が重要だと思いますので、時間がかかる分大変だなと感じました。

独立を決意してから

編集部いつから独立を考え始めていたのでしょうか?

T先生: 自身の転職活動を進めながら、即独する同期のお手伝いをするうちに自分も独立という形に興味が沸きました。

当時の自分は転職活動に行き詰っていたこともあり、同期がイキイキしている姿がとても魅力的に映りました

加えて、近年組織に縛られないフリーランスでの働き方が日本にも広がってきていますので、弁護士業界でも自由な働き方を確立したいなと考えるようになりました。

編集部自分ひとりで独立することに対しての不安はありますか?

T先生今は準備段階なので、もちろん不安はあります。

経験年数が浅い分、「売上を立てられるのか」「業務フローを確立していくにはどうしたらいいか」など、様々な不安がありますが、若手の独立支援制度を活用しながら知人や先輩方と共同受任することでまずは売上を立てられるかなと考え、独立を決意しました。

とにかく行動しなければ成り立たないという危機感と、自ら意思決定を行うため責任が伴うという環境は、自分自身を成長させるのに最適だと考えています。

編集部同じように独立を考えている先生方に伝えておきたいことはありますか?

T先生正直にお話をすると「周りにいるのは、いいひとばかりじゃないよ」ということですかね。(笑)

共同受任する際にもリスクチェックが必要ですが、万が一非弁行為に関わってしまうと資格も失い、全てが終わってしまいますから。

そのためにも、信頼できる同期や先輩方とのコミュニティを積極的に広げておく必要があると思います。

 

【編集後記】

『NO-LIMIT(ノーリミット)』は、弁護士専門の転職サービスです。弁護士業界に詳しいキャリアアドバイザーが面談で詳しく伺い、一人ひとりの強みを引き出すお手伝いをします。

また、事務所・企業内の内情だけではなく、面接で重視されるポイントや履歴書の添削、どのような人がプラス評価・採用されているかなどの情報をお伝えすることも可能です。

転職活動に迷ったら、まずはNO-LIMITにご相談ください。